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247円安と続落 米金利にらみ成長株に売り
東京株式(前引け)=247円安と続落 米金利にらみ成長株に売り
 
 
11日午前の日経平均株価は続落し、前引けは前週末比247円25銭安の2万8231円31銭だった。
3連休明けとなったきょう前場の東京株式市場は、前日の欧米株安を受けリスク回避の売り圧力が強まり、日経平均株価が大きく下値を探る展開となった。一時400円近い下げで2万8000円トビ台まで売り込まれた。12月の米雇用統計発表を受け、FRBによる金融引き締めの前倒しが警戒され、ハイテク系グロース株に売り圧力が強まった。
東京株式市場ではグロース(成長)株などへの売りが膨らんだ。
外国為替市場では円買いの動きが強まり、これまでの円安基調にストップがかかったことも輸出セクターに逆風となっている。ただ、下値では押し目買いの動きもみられ、日経平均は前引けにかけ下げ渋っている。
 
11日に予定するパウエルFRB議長の承認を巡る米議会上院の公聴会について、市場では「金融市場に配慮した発言内容になるとは思うものの、押し目買いを入れるには不透明感が残る」との声が聞かれた。
 
国内で新型コロナウイルスの新規感染者が急速に増加していることも重荷となった。重症化リスクは低いとの見方がある一方、感染の急拡大は外出自粛などを通じて個人消費を下押しするとの懸念も根強い。
 
JPX日経インデックス400と東証株価指数(TOPIX)は続落した。
 
前引け時点の東証1部の売買代金は概算で1兆5255億円、売買高は6億1146万株だった。東証1部の値下がり銘柄数は1461と、全体の6割超を占めた。値上がりは609銘柄、変わらずは112銘柄だった。

 
 
業種別株価指数(33業種)は電気機器、鉱業、化学などが下落。上昇は保険業、銀行業、空運業など。
 
個別では、レーザーテック、キーエンス、東京エレクトロンなど値がさ株大きく売られ、ソフトバンクグループ(SBG)も値を下げた。ZHD、ファーストリテイリングが安く、資生堂の下げも目立つ。日本ペイントホールディングスが急落したほか、レノバも下げ止まらない。
 
半面、任天堂がしっかり。三菱UFJフィナンシャル・グループなどメガバンクも底堅さ発揮。SOMPOやT&Dが上昇。三菱重や武田も高い。ダブル・スコープが大幅上昇した。エスクロー・エージェント・ジャパンが急騰、クボテックも大幅高となった。
 
東証2部株価指数は前週末比32.93ポイント安の7540.99ポイントと3日続落した。
出来高1億1503万株。値上がり銘柄数は142、値下がり銘柄数は249となった。
 
個別ではコーアツ工業、プレミアムウォーターホールディングス、パレモ・ホールディングス、エヌ・ティ・ティ・データ・イントラマート、Abalanceなど12銘柄が昨年来安値を更新。ツインバード工業、明治機械、グローバルダイニング、コメ兵ホールディングス、川上塗料は値下がり率上位に売られた。
 
 一方、三井住建道路、ニッキ、ヤマダコーポレーション、川崎近海汽船、京葉瓦斯が昨年来高値を更新。川本産業、インタートレード、バイク王&カンパニー、ユニバンス、オプティマスグループが買われた。