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続伸スタート、欧米株高を好感
【市況】東京株式(寄り付き)=続伸スタート、欧米株高を好感
【寄り付き概況】

11日の日経平均株価は、前週末(8日)の終値と比べ83円22銭高の2万2894円30銭で取引を始めた。
東京株式市場でも主力株をはじめ幅広い銘柄にリスクを取る動きが先行している。
 
前週末8日の米国株式市場では、NYダウが続伸して史上最高値を更新、ナスダック総合指数が3日続伸した。注目された11月米雇用統計で、非農業分野の雇用者数が市場予想平均を上回った。堅調な雇用情勢を好感したほか、上下院で2週間の予算延長法案が可決され、政府機関の閉鎖が当面は回避される見通しとなったことなどが材料視されている。
 
外国為替市場では1ドル=113円台半ばの動きで輸出株にとっても風向きは悪くない。日経平均2万3000円近辺での戻り売りをこなし切れるかどうかがポイントとなりそうだ。
 
寄り付き時点で業種別では33業種中、29業種が高く、値上がり上位に石油、機械、紙パルプ、保険、ゴム製品など。
 
個別では、ソフトバンクG、ファーストリテ、ファナックが上伸、三井住友、三菱UFJは堅調。日本郵政、キヤノン、KDDI、トヨタ、コマツ、JXTGが買われている。
半面、東エレク、ソニー、SUMCOの半導体関連株が甘く、任天堂は続落。キーエンス、安川電が値を下げ、NTT、JTが安く、大成建はさえない。

外資系等は、住商(8053)、商事(8058)、忠(8001)、物産(8031)、紅(8002)、古河電工(5801)、フジクラ(5803)、三和(5929)、千葉銀(8331)、デジタルガレージ(4819)、近鉄エクス(9375)、CRIミドル(3698)、京写(6837)、UT(2146)、PS三菱(1871)、出光(5019)、JXTG(4185)、ミネベア(6479)、アルプス(6770)、電硝(5214)、牧野フ(6135)、日立物(9086)に注目。
 
225先物は、野村・シティ・ドイツ・ソジェン・パリバが買い越し。
アムロ・HSBC・みずほ・GS・メリルが売り越し。
TOPIX先物はJP・シティ・モルスタ・野村が買い越し。
クレディ・みずほ・メリルが売り越し。
 
テクニカル的には、SMS(2175)、明治(2269)、スタジオアリ(2305)、日駐(2353)、キッコーマン(2801)、ケンコーマヨ(2915)、グンゼ(3002)、ヒューリック(3003)、APC(3175)、シュッピン(3179)、オープンH(3288)、スターティア(3392)、ホギメディ(3593)、オルトプラス(3672)、LINE(3938)、シンクロ(3963)、日産化(4021)、EPS(4282)、日華化(4463)、第一三共(4568)、オービック(4684)、トレンド(4704)、USS(4732)、サイバーエージ(4751)、EMシステム(4820)、長谷川香(4958)、出光(5019)、三和(5929)、日東精(5957)、テクノプロ(6028)、ライドオン(6082)、サトー(6287)、北越工(6364)、アマノ(6436)、田淵電(6624)、アクセル(6730)、EIZO(6737)、新電元(6844)、エスペック(6859)、日置電(6866)、新日無(6866)、三井造(7003)、アイシン(7259)、シマノ(7309)、コナカ(7494)、コーナン(7516)、西松屋(7545)、マニー(7730)、エイベックス(7860)、フジシール(7864)、AIスティール7872)、キャノンMJ(8060)、しまむら(8227)、京阪神ビ(8818)、イオンモール(8905)、C&Fロジ(9099)、北ガス(9534)、カプコン(9697)、ニチイ学館(9792)、Tナカヤマ(9830)、ファーストリテ(9983)、ベルーナ(9997)は動兆。