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日経ジャスダック平均は続落、利益確定の動きが優勢
【市況】ジャスダック市場(前引け)=日経ジャスダック平均は続落、利益確定の動きが優勢
 
日経ジャスダック平均株価は続落した。前引けは前日比5円29銭安い3523円76銭だった。ジャスダック平均は10月中旬以降調整らしい調整もなく、ほぼ一本調子で上昇してきたほか、本日は新規の材料にも乏しかった。直近の高値圏で推移しており、利益を確定しようとの動きが優勢となった。ただ、新興企業の決算を見極めたいとの思惑も強く、下げ幅は限定的だった。ワークマンやシンバイオ、UTが下落した。半面、メイコーやケイブ、Tホライゾンは上昇した。
「個人投資家は決算や説明会待ちの状態で、きょうは材料が出て動きのある銘柄を除き静観を決め込んでいる」とみていた。
 
ジャスダック市場の売買代金は概算で242億円、売買高は3744万株。
値上がり銘柄数は274、値下がり銘柄数は289となった。
 
個別では、ルーデン・ホールディングス、山陽百貨店が年初来安値を更新。ムトー精工、栄電子、セリア、エヌジェイホールディングス、OSGコーポレーションが売られた。
 
一方、日本パレットプールが一時ストップ高と値を飛ばした。ヴィレッジヴァンガードコーポレーション、丸千代山岡家、協立情報通信、ユニリタ、イマジニアなど14銘柄は年初来高値を更新。シダー、ホーブ、大木ヘルスケアホールディングス、フルヤ金属、メイコーが買われた。