兜町カタリスト『櫻井英明』が日経平均株価や株主優待、投資信託、NISAなど幅広く紹介していきます。企業訪問を中心により密着した情報も配信中です。

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軟調な展開か
【オープニングコメント】
軟調な展開か
 
 
13日の日経平均株価は、軟調な展開か。
日経平均株価の予想レンジは、2万8500円−2万8800円を想定。
NYダウ平均は38ドル高の36290ドルで取引を終えた。
円安一服は日本株にはややネガティブで、日経平均株価は、きのう12日に大幅反発した反動から売りが優勢になると予想する。弱いというよりは小休止に近い動きになるとみるが、本日引け後にはファーストリテイリングの1Q決算が予定されており、様子見姿勢の強い1日となるだろう。
52週線(2万8855円)、13週線(2万8865円)に接近したことによる、戻り待ちの売りも警戒され、上値が抑えられる場面がありそう。
 
為替相場は、ドル・円が1ドル=114円台の半ば(12日は115円39−41銭)と円高方向に振れる一方、ユーロ・円が1ユーロ=131円台の前半(同131円06−10銭)と小動き。対ドルでの円高を警戒し、輸出関連銘柄には重しとなることも想定される。12日のADR(米国預託証券)は円換算値で、高安まちまちながら、
シカゴ日経平均先物の円建て清算値は、大阪取引所清算値比90円安の2万8650円だった。
 
 
【好材料銘柄】
 
■エムビーエス <1401>
非開示だった今期経常は56%増で4期ぶり最高益更新へ。
 
■ドーン <2303>
上期経常が36%増益で着地・9-11月期も84%増益。
 
■トレジャー・ファクトリー <3093>
3-11月期(3Q累計)経常が10倍増益で着地・9-11月期も54%増益。
 
■ロードスターキャピタル <3482>
発行済み株式数(自社株を除く)の9.1%にあたる150万株(金額で15億円)を上限に自社株買いを実施する。買い付け期間は1月24日から4月30日まで。
 
■メディカルネット <3645>
上期経常は一転36%増益で上振れ着地。
 
■OSG <6136>
今期経常は25%増益、前期配当を5円増額・今期は13円増配へ。また、発行済み株式数(自社株を除く)の3.58%にあたる350万株(金額で60億円)を上限に自社株買いを実施する。
 
■ベルシステム24ホールディングス <6183>
9-11月期(3Q)最終は11%増益、今期配当を6円増額修正。
 
■放電精密加工研究所 <6469>
3-11月期(3Q累計)経常は黒字浮上・通期計画を超過。
 
■シグマ光機 <7713>
今期経常を23%上方修正。
 
■マニー <7730>
9-11月期(1Q)経常は50%増益で着地。
 
■グラファイトデザイン <7847>
今期経常を65%上方修正、配当も15円増額。
 
■井筒屋 <8260>
今期経常を2.3倍上方修正。
 
■スローガン <9253>
今期経常を36%上方修正・最高益予想を上乗せ。
 
■ブイキューブ <3681>
メタバースでのコミュニケーションサービスに参入。「メタバースイベントサービス」を開始。
 
■トーセ <4728>
9-11月期(1Q)経常は黒字浮上で着地。
 
■ローツェ <6323>
3-11月期(3Q累計)経常が73%増益で着地・9-11月期も94%増益。
 
■トーセイ <8923>
今期最終は18%増益、9円増配へ。また、発行済み株式数(自社株を除く)の1.5%にあたる70万株(金額で5億円)を上限に自社株買いを実施する。
 
■吉野家ホールディングス <9861>
今期経常を43%上方修正。
 
 
【主な経済指標・スケジュール】
 
13(木)
【国内】
12月マネーストック(8:50)
12月都心オフィス空室率(11:00)
12月工作機械受注(15:00)
《決算発表》
ファーストリテイ、7&I−HD、久光薬、Sansan、ビックカメラ、サカタのタネ、いちご、竹内製作、乃村工、S Foods、不二越、エスプール、ウイングアーク、メディアドゥ、歌舞伎、コシダカHD、アイドマHD、オンワードHD、松屋、PRTIMES、オキサイド、スターマイカHD、プラズマ、セラク、ブックオフGH、アステナHD、小津産業、明光ネット、オオバ、AVANTIA、前沢工、エヌピーシー、ティアンドエス、MORESCO、東洋電、Bエンジニア、エルテス、エムビーエス、インタファクトリ、SERIOHD、アクアライン
 
【海外】
米12月生産者物価指数(22:30)
米30年国債入札
《米決算発表》
デルタ航空
 
※株式スケジュールは予定の為、変更される場合があります。