反発スタート、米株高を好感
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【市況】東京株式(寄り付き)=反発スタート、米株高を好感
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12日の日経平均株価は反発して始まった。始値は前日比227円05銭高の2万8449円53銭。
前日の米株式市場で主要株価指数がそろって上昇した流れを受け、投資家心理が改善している。東京株式市場でも幅広い銘柄に買いが先行している。日経平均の上げ幅は300円を超えた。
前日の欧州株市場では主要国の株価指数が軒並み上昇したほか、米国株市場でもNYダウやナスダック総合株価指数など主要株指数が揃って上昇。
パウエルFRB議長の米上院での議会証言が注目されていたが、その内容はマーケットが警戒していたほどタカ派色の強いものではなく過度な不安心理が後退、ハイテク系グロース株などを中心に幅広く買い戻しを誘った。
東京株式市場でも前週後半から日経平均は波乱含みに大きく下げていたが、きょうは売り込まれたハイテクセクターなどをはじめ自律反発狙いの買いが優勢となっている。
JPX日経インデックス400と東証株価指数(TOPIX)も反発。
個別では、トヨタが株式分割考慮後の上場来高値を付けた。レーザーテクや東エレクが高い。一方、前日に決算発表した安川電は下げている。エーザイは昨年来安値を付けた。