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値下がり優勢、利益確定売り
【市況】東証グロース(前引け)=値下がり優勢、利益確定売り

 
東証グロース市場は、東証マザーズ指数、グロースCoreはともに軟調。東証マザーズ指数の引けは前日比1.14ポイント(0.15%)安い776.14だった。グロース銘柄の多くはこのところ急ピッチで上昇してきたため、利益確定売りが出た。
ただ、マザーズ指数は高く推移する場面もあった。米国の景気減速への懸念が和らいだことで前日の米国株相場が上昇し、国内のグロース銘柄の支えになった。
 
東証グロース市場ではMBOを発表したインパクトが上昇した。ナノキャリアは制限値幅の上限(ストップ高水準)まで買われた。一方、M&A総研は下落した。
値上がり銘柄数208、値下がり銘柄数256と、値下がりが優勢だった。
 
グロース市場の上場2日目となるテクノロジーは公開価格(1000円)の3.65倍にあたる3650円で初値を付けた。午前終値は初値比210円(5.8%)安の3440円だった。
 
個別では、エコモットがストップ高。グッピーズ、tripla、ELEMENTS、AIAIグループ、FPパートナーなど6銘柄は昨年来高値を更新。イオレ、インパクトホールディングス、ティムス、ペットゴー、Chatworkが買われた。
 
 一方、セレンディップ・ホールディングス、M&A総合研究所、ベースフード、リベロ、エディアが売られた。