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反落、米中協議の不透明感でやや売りが優勢
【市況】東京株式(寄り付き)=反落、米中協議の不透明感でやや売りが優勢
【寄り付き概況】

 
日経平均株価は小幅反落で始まった。始値は前日比20円68銭安の2万3283円14銭だった。
前日のNYダウがほぼ横ばいで引けるなど方向感に乏しく、東京株式市場では日経平均がこれまでの反動もあって、利益確定売りも出やすくなっている
JPX日経インデックス400と東証株価指数(TOPIX)は小幅に下落している。
 
投資先の株式評価減の影響で2019年7〜9月期の連結最終損益が7001億円の赤字となったソフトバンクグループが売られ、日経平均の押し下げ要因となっている。もっとも、19年4〜9月期の最終損益が黒字に転換したオリンパスに買いが集まるなど、業績が上向いている銘柄への買いも目立つ。投資家の先高観の強さを背景にした押し目買いも入っており、日経平均の下げ幅は限られている。
 
寄り付き時点で業種別では33業種中、14業種が高く、値上がり上位に陸運、水産、その他金融、値下がりで目立つのは石油、鉄鋼、ゴム製品など。
 
 
個別では、ソニー、村田製が軟調で、SUMCO、ダイキンは反落。SUBARUは大幅安。三菱商が値を下げ、住友鉱、日本製鉄、ソフトバンクGが売られ、OLCは続落。三菱UFJ、NTTドコモ、任天堂も下落している。
 
半面、武田が買われ、NTT,ファーストリテはしっかり。シスメックスは急伸。キーエンス、ファナック、東エレク、アドバンテス、トヨタは底堅い。

 
テクニカル的には、三井松島(1518)、東亜建(1885)、明治(2269)、アウトソ(2427)、サントリー(2587)、バローズ(2742)、双日(2768)、キューピー(2809)、焼津水産(2812)、マツキヨ(3088)、大光(3160)、クラレ(3405)、トーカロ(3433)、ワールド(3612)、電化(4061)、イビデン(4062)、希元素(4082)、高圧ガス(4097)、三井化(4183)、生化学(4548)、サカタイン(4633)、アルプス技(4641)、東計電算(4746)、出光(5019)、住友ゴム(5110)、日コン(5269)、MARUWA(5344)、イソライト(5358)、栗本鉄(5602)、菱製鋼(5632)、三井金(5706)、邦チタ(5727)、EG(6050)、日本郵政(6178)、コマツ(6301)、サムコ(6387)、タムラ製(6768)、船井電(6839)、日置電(6866)、コーセル(6905)、遠藤照(6932)、エンプラス(6961)、太陽誘電(6976)、日東電(6988)、KOA(6999)、日車両(7102)、九州FG(7180)、日産(7201)、関西み(7321)、ドウシシャ(7483)、コーナン(7516)、共立印刷(7838)、KIMOTO(7938)、ツツミ(7937)、天馬(7958)、東陽テク(8151)、高島屋(8233)、イオン(8367)、平和堂(8276)、地銀セクター、芙蓉リ(8424)、イオンFS(8570)、証券セクター、第一生命(8750)、京成(9009)、京阪(9045)、キュソ(9369)、イチネン(9619)、ジャステック(9717)、ベネッセ(9783)、アークス(9948)が動兆。