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日経ジャスダック平均は反落、売り買いは交錯状態
【市況】ジャスダック市場(大引け)=日経ジャスダック平均は反落、売り買いは交錯状態
 
日経ジャスダック平均株価は小反落した。終値は前日比2円92銭安の3808円67銭だった。
18日の米株高を支えに朝方は小高く推移していたが、上海株安を背景に東証1部の主力銘柄が下げると新興株市場でも投資家の運用リスクを取る姿勢が後退した。
主要企業による4〜6月期決算発表の本格化なども控え、個別銘柄への物色の広がりも限られた。決め手となるような材料が見当たらない中、後場にかけて利益確定の売りが出て、株価指数を押し下げた。
値上がり銘柄数と値下がり銘柄数の差は小さく、売り買いは交錯状態だった。
株価の振れが大きい直近上昇銘柄などに売買が集中しており、「短期間での利ざや獲得を狙う投資家による、値動きありきの取引が多い」との声が聞かれた。
 
ジャスダック市場の売買代金は概算で481億円、売買高は9203万株だった。
値上がり銘柄数は330、値下がり銘柄数は306となった。
 
個別では、アクシーズ、ヒビノ、レイ、SIG、イワブチなど8銘柄が年初来安値を更新。KeyHolder、佐渡汽船、SHINWA Wise Holdings、共同ピーアール、キャピタル・アセット・プランニングが売られた。
 
一方、イナリサーチ、市進ホールディングスがストップ高。nms ホールディングスは一時ストップ高と値を飛ばした。秋川牧園、ウエストホールディングス、翻訳センター、ミューチュアル、アスコットなど15銘柄は年初来高値を更新。平山ホールディングス、ヴィスコ・テクノロジーズ、佐藤食品工業、ジャストプランニング、Nutsが買われた。