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日経ジャスダック平均は反発、海外市場の上昇を期待
【市況】ジャスダック市場(前引け)=日経ジャスダック平均は反発、海外市場の上昇を期待

日経ジャスダック平均株価は小幅に反発した。前引けは前日比1円49銭高い3944円81銭となった。
長期金利の低下を好感したハイテク株の上昇が下支えとなった。FRBのパウエル議長がIMFの討論会で、「回復が不完全」と経済に慎重な姿勢を見せたため、当面、金融緩和策が維持されるとの見方が強まり、引けにかけてNYダウは上昇に転じ、ナスダックは反発した。米国市場の上昇した流れを引き継ぎ新興市場も上昇している。
サン電子やリプロセル、マクドナルドが上昇した。半面、フェローテクやシンバイオ、Tホライゾンは下落した。
ジャスダック市場の売買代金は概算で359億円、売買高は4209万株。値上がり銘柄数は274、値下がり銘柄数は293となった。
 
個別では、ケイティケイがストップ高。ソノコムは一時ストップ高と値を飛ばした。セリア、プロパスト、ワイエスフード、マリオン、No.1など18銘柄は年初来高値を更新。ニレコ、サン電子、リプロセル、ケア21、AFC−HDアムスライフサイエンスが買われた。
 
一方、ジェイホールディングス、ジーダット、メディシノバ・インク、三相電機、創健社など7銘柄が年初来安値を更新。シーズメン、トライアイズ、桂川電機、旭化学工業、フェスタリアホールディングスが売られた。