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「小動き」
「小動き」

「最高品質のパロディ」

「小動き」

木曜のNY市場で主要3指数はマチマチ。
S&P500とナスダックは取引時間中の最高値を更新する場面もあった小幅反落。
エヌビディアは1.2%安。
ゲーム販売のゲームストップは47%急騰。
スポーツ衣料品大手ルルレモン・アスレティカが4.8%高。
中国のEVメーカーNIOの米上場株は6.8%下落。
4月の貿易収支の赤字額は前月比8.7%増の746億ドル。
輸入が急増する一方、輸出は小幅増にとどまった。
市場予想は761億ドルだった。
週間新規失業保険申請件数(季節調整済み)は前週比8000件増の22万9000件。
市場予想は22万件だった。
前週から増加に転じたが「引き続き労働市場は底堅く、経済の下支えとなる」という解釈。
週間継続受給件数は2000件増加し、179万2000件。
5月の雇用統計で非農業部門雇用者カスは市場予想中央値(18万5000人)を下回る可能性もある。
10年国債利回りは4.287%。
5年国債利回りは4.297%。
2年国債利回りは4.726%。
ECBの0.25%利下げを市場は消化した格好。
ドル円は155円台後半。
WTI原油先物7月物は1.48ドル(2%)高の75.55ドル。
ビットコインが0.43%安の7万0887ドル。
イーサが0.88%安の3829.9ドル。
SKEW指数は138.18→141.40→140.18。
恐怖と欲望指数は45→45。
(昨年10月5日が20)。

木曜のNYダウは78ドル(0.20%)高の38886ドルと3日続伸。
高値39004ドル、安値38735ドル。
サイコロは6勝6敗。
騰落レシオは125.98%(前日124.62%)。
NASDAQは14ポイント(0.09%)安の17173ポイントと4日ぶりに反落。
高値17235ポイント、安値17123ポイント。
サイコロは6勝6敗。
騰落レシオは103.10(前日106.01)。
S&P500は1ポイント(0.02%)安の5352ポイントと5日ぶりに反落。
高値5362ポイント、安値5335ポイント。
サイコロは7勝5敗。
騰落レシオは118.02(前日119.45%)。
ダウ輸送株指数は42ポイント(0.28%)安の15071ポイントと反落。
SOX指数は45ポイント(0.86%)安の5301ポイントと反落。
VIX指数は12.58(前日12.63)。
NYSEの売買高は8.71億株(前日9.00億株)。
3市場の合算売買高は104億株(前日108億株、過去20日平均は127億株)。
木曜のシカゴ225先物円建ては大証日中比125円高の38635円。
ドル建ては125円安の38635円。
ドル円は155.60円。
10年国債利回りは4.287%。
2年国債利回りは4.726%。

「25日線は38586円」

木曜の日経平均は寄り付き351円高。
終値は213円(△0.55%)高の38703円と3日ぶりに反発。
高値39011円。
安値38693円。
日足は2日連続で陰線。
日経平均は黒くねじれた一目均衡の雲の中。
雲の下限は38263円。
上限は38910円。
38656円→38693円にマド。
TOPIXは9.01ポイント(△0.33%)高の2757ポイントと3日ぶりに反発。
25日線(2746ポイント)を2日連続で下回った。
2日連続で日足陰線。
TOPIXコア30指数は3日ぶりに反発。
プライム市場指数は4.65ポイント(△0.33%)高の1419.26と3日ぶりに反発。
東証スタンダード指数は続落。
東証グロース250指数は10.64ポイント(▲1.71%)安の612.53と反落。
25日移動平均線からの乖離は▲3.02%(前日▲1.55%)。
プライム市場の売買代金は4兆2684億円(前日4兆6225億円)。
7日連続で4兆円超。
売買高は16.52億株(前日17.17億株)。
値上がり601銘柄(前日363銘柄)。
値下がり988銘柄(前日1246銘柄)。
新高値44銘柄(前日45銘柄)。
3日連続で2ケタ。
新安値63銘柄(前日25銘柄)。
プライム市場の騰落レシオは91.24(前日98.42)。
東証グロース市場の騰落レシオは87.55(前日92.38)。
NTレシオは14.04倍(前日14.01倍)。
サイコロは5勝7敗で41.86%。
TOPIXは6勝6敗で50.00%。
東証グロース市場指数は4勝8敗で33.33%。
上向きの25日線(38586円)からは△0.30%(前日▲0.22%)。
2日ぶりに上回った。
上向きの75日線は38997円。
8日連続で下回った。
上向きの200日線(35414円)からは△9.29%(前日△8.76%)。
291日連続で上回った。
上向きの5日線は38688円。
2日ぶりに上回った。
13週線は38813円。
26週線は37503円。
松井証券信用評価損益率速報で売り方▲18.455%(前日▲17.874%)。
買い方▲6.988%(前日▲6.973%)。
東証グロース250指数ネットストック信用損益率で売り方▲7.996%前日▲9.156%)。
買い方▲25.667%(前日▲24.364%)。
空売り比率は41.7%(前日43.7%、3日連続で40%超)。
10月30日が54.3%。
22年10月28日54.7%、21年10月28日54.2%。
23年3月10日52.7%。
空売り規制なしの銘柄の比率は6.9%(前日7.7%)。
8月18日が8.9%、8月3日が12.3%、6月9日が16.1%。
日経VIは17.74(前日17.77)。
日経平均採用銘柄のPERは16.43倍(前日16.36倍)。
16日連続で16倍台。
前期基準では16.63倍。
EPSは2355円(前日2352円)。
直近ボトムは9月28日2056円、直近ピークは3月4日2387円。
225のPBRは1.47倍(前日1.46倍)。
BPSは26328円(前日26363円)。
日経平均の予想益回りは6.09%。
予想配当り利回りは1.82%。
指数ベースではPERは21.65倍(前日21.53倍)。
EPSは1787円(前日1787円)。
PBRは2.01倍(前日2.02倍)。
BPSは19255円(前日19245円)。
10年国債利回りは0.955%(前日1.000%)。
プライム市場の予想PERは16.16倍。
前期基準では16.38倍。
PBRは1.38倍。
プライム市場の予想益回りは6.18%。
配当利回り加重平均は2.26%。
プライム市場の単純平均は1円安の2934円(前日は2936円)。
プライム市場の売買単価は2582円(前日2691円)。
プライム市場の時価総額は958兆円(前日957兆円)。
ドル建て日経平均は248.29(前日247.21)と2日ぶりに反発。
木曜のシカゴ225先物円建ては大証前日比125円安の38635円。
高値39080円、安値38540円。
大証夜間取引終値は日中比100円安の38660円。
気学では金曜は「下放れたら買い。上放れたら売り方針良し」。
月曜は「下寄り買い。上寄り売りの日」。
火曜は「押し目買いの日なれど上寄り高き時は見送り良し」。
水曜は「不時の高下をみせる。逆張り方針で駆け引きせよ」。
木曜は「強象日。買い方針の日」。
金曜は「不時の高下をみせる日。逆張り良し」。
ボリンジャーのプラス1σが38904円。
プラス2σが39223円。
プラス3σが39541円。
マイナス1σが38268円。
マイナス2σが37936円。
週足のプラス1σが39770円。
マイナス1σが37856円。
週足陽線基準は38923円。

《今日のポイント6月7日》

(1)木曜のNY市場で主要3指数はマチマチ。
   10年国債利回りは4.287%。
   5年国債利回りは4.297%。
   2年国債利回りは4.726%。
   ドル円は155円台後半。
   SKEW指数は138.18→141.40→140.18。
   恐怖と欲望指数は45→45。
   (昨年10月5日が20)。

(2)ダウ輸送株指数は42ポイント(0.28%)安の15071ポイントと反落。
   SOX指数は45ポイント(0.86%)安の5301ポイントと反落。
   VIX指数は12.58(前日12.63)。
   NYSEの売買高は8.71億株(前日9.00億株)。
   3市場の合算売買高は104億株(前日108億株、過去20日平均は127億株)。
   木曜のシカゴ225先物円建ては大証日中比125円高の38635円。

(3)プライム市場の売買代金は4兆2684億円(前日4兆6225億円)。
   7日連続で4兆円超。
   売買高は16.52億株(前日17.17億株)。
   値上がり601銘柄(前日363銘柄)。
   値下がり988銘柄(前日1246銘柄)。
   新高値44銘柄(前日45銘柄)。
   3日連続で2ケタ。
   新安値63銘柄(前日25銘柄)。
   プライム市場の騰落レシオは91.24(前日98.42)。
   東証グロース市場の騰落レシオは87.55(前日92.38)。
   NTレシオは14.04倍(前日14.01倍)。
   サイコロは5勝7敗で41.86%。

(4)上向きの25日線(38586円)からは△0.30%(前日▲0.22%)。
   2日ぶりに上回った。
   上向きの75日線は38997円。
   8日連続で下回った。
   上向きの200日線(35414円)からは△9.29%(前日△8.76%)。
   291日連続で上回った。
   上向きの5日線は38688円。
   2日ぶりに上回った。
   13週線は38813円。
   26週線は37503円。

(5)松井証券信用評価損益率速報で売り方▲18.455%(前日▲17.874%)。
   買い方▲6.988%(前日▲6.973%)。
   東証グロース250指数ネットストック信用損益率で売り方▲7.996%前日▲9.156%)。
   買い方▲25.667%(前日▲24.364%)。

(6)空売り比率は41.7%(前日43.7%、3日連続で40%超)。
   空売り規制なしの銘柄の比率は6.9%(前日7.7%)。
   日経VIは17.74(前日17.77)。

(7)日経平均採用銘柄のPERは16.43倍(前日16.36倍)。
   16日連続で16倍台。
   前期基準では16.63倍。
   EPSは2355円(前日2352円)。
   直近ボトムは9月28日2056円、直近ピークは3月4日2387円。
   225のPBRは1.47倍(前日1.46倍)。
   BPSは26328円(前日26363円)。
   日経平均の予想益回りは6.09%。
   予想配当り利回りは1.82%。
   指数ベースではPERは21.65倍(前日21.53倍)。
   EPSは1787円(前日1787円)。
   PBRは2.01倍(前日2.02倍)。
   BPSは19255円(前日19245円)。
   10年国債利回りは0.955%(前日1.000%)。

(8)プライム市場の単純平均は1円安の2934円(前日は2936円)。
   プライム市場の時価総額は958兆円(前日957兆円)。
   ドル建て日経平均は248.29(前日247.21)と2日ぶりに反発。

(9)ボリンジャーのプラス1σが38904円。
   プラス2σが39223円。
   プラス3σが39541円。
   マイナス1σが38268円。
   マイナス2σが37936円。
   週足のプラス1σが39770円。
   マイナス1σが37856円。
   週足陽線基準は38923円。

今年の曜日別勝敗(6月6日まで)

月曜12勝6敗
火曜11勝11敗
水曜5勝16敗
木曜12勝12敗
金曜14勝6敗

5月第5週(5月27日─5月31日)の週間海外投資家動向。
現物1126億円売り越し(2週連続で売り越し)。
先物1868億円買い越し(2週連続で買い越し)。
合計741億円買い越し(4週ぶりに買い越し)。
個人は現物887億円売り越し(2週ぶりに売り越し)。
先物1154億円売り越し(2週連続で売り越し)。
合計2041億円売り越し(2週ぶりに売り越し)。
信託銀行は現物1676億円売り越し(2週連続で売り越し)。
先物470億円買い越し(3週ぶりに買い越し)。
合計1206億円売り越し(2週連続で売り越し)。

5月第4週(5月20日─5月24日)の週間海外投資家動向。
現物1139億円売り越し(5週ぶりに売り越し)。
先物869億円買い越し(2週ぶりに買い越し)。
合計269億円売り越し(3週連続で売り越し)。
個人は現物816億円買い越し(5週ぶりに買い越し)。
先物441億円売り越し(2週ぶりに売り越し)。
合計374億円買い越し(2週ぶりに買いり越し)。
信託銀行は現物145億円売り越し(5週ぶりに売り越し)。
先物284億円売り越し(2週連続で売り越し)。
合計430億円売り越し(6週ぶりに売り越し)。

投資部者別売買代金では個人が現物で1394億円売り越し(前週711億円売り越し)。
海外投資家が1125億円売り越し(前週1139億円売り越し)
信託銀行が1676億円売り越し(前週145億円売り越し)。
事業法人が2382億円買い越し(前週2353億円買い越し)。

本質から乖離した高等遊民的相場解釈。
鳩だろうが鷹だろうが、現実の市場にそんなものは飛んでいない。
言葉の遊びと時間の無駄にしか過ぎないだろう。
しかし市場はその床屋政談的な時間つぶしが好きだし、その時間つぶしからは脱却しない。
たぶん経済学者にそういう傾向があるから、本質を隠すような高級感を求める市場も倣ってしまうのだろう。
市場は人間の欲望がぶつかるところだたらそれぞれの行動には利害が関係する。
これを隠すためにはほとんど意味のない数字の議論が重要な役割を持つ。
ここに気が付かないから、誤解と錯覚に過ぎないながらも無駄な議論が続いている。
経済指標など、所詮、そのつどの相場に都合の良いものしか使われないという事実に気が付くべきだろう。
常に事の本質を求め続けると、市場の議論は最高品質のパロディに見えてくる。

もっとも・・・。
海外投資家にしても、国内個人投資家にしても「行きずりの投資家」に惑わされすぎの感。
「月日は百代の過客にして、行き交ふ年もまた旅人なり」。
旅人を大切にするのも美徳ではあるが、住人に配慮することも必要だろう。

◇━━━ カタリスト━━━◇

日立製作所(6501)・・・動兆

総合電機・重電首位で事業広範囲。
総合路線見直し、インフラ系重視の戦略に。
海外事業を拡大。


(兜町カタリスト櫻井)