兜町カタリスト『櫻井英明』が日経平均株価や株主優待、投資信託、NISAなど幅広く紹介していきます。企業訪問を中心により密着した情報も配信中です。

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堅調な展開か
【オープニングコメント】
堅調な展開か

12日の日経平均株価は続伸後、堅調な展開となりそう。
日経平均株価の予想レンジは、2万9700円−3万100円。
先週末の米国株は上昇。ダウ平均は297ドル高の33800ドルと値幅を伴った上昇したことから、買い先行のスタートが見込まれる。
ただ、先週の日経平均は、3万円台に幾度か乗せたものの、節目より上を積極的に買う勢いには乏しかった。本日も上昇スタートにはなるだろうが、3万円付近では戻り売りが出てくると思われる。
買い一巡後は様子見姿勢が強まるだろう。米国株の上昇にけん引される格好にあることから、引き続き、時間外取引での米株価指数先物の動きに左右されそうだ。
為替相場は、ドル・円が1ドル=109円台の後半(前週末9日は109円50−51銭)、ユーロ・円が1ユーロ=130円台の半ば(同130円27−31銭)で推移している。
シカゴ日経平均先物の円建て清算値は、同9日の大阪取引所清算値比150円高の2万9920円だった。
 
 
【好材料銘柄】
 
■イメージ ワン <2667>
創イノベーションと実施するALPS処理水除去技術の共同実証試験における2次試験の結果を発表。これを踏まえ、福島第一原発ALPS処理水対策事業への採用などの事業展開を進める。
 
■わらべや日洋ホールディングス <2918>
今期経常は32%増で13期ぶり最高益更新へ。
 
■グッドコムアセット <3475>
上期経常を2倍上方修正・最高益予想を上乗せ、通期も増額。発行済み株式数(自社株を除く)の3.05%にあたる45万株(金額で8億3200万円)を上限に自社株買いを実施。また、新規事業として上場REIT事業の準備を開始する。
 
■ティビィシィ・スキヤツト <3974>
4月30日現在の株主を対象に1→3の株式分割を実施。今期配当を実質増額修正。
 
■セラク <6199>
上期経常を30%上方修正。
 
■エッチ・ケー・エス <7219>
今期経常を49%上方修正。
 
■PALTEK <7587>
レスターホールディングス <3156> がTOB(株式公開買い付け)を実施し、完全子会社化を目指す。TOB価格は1株680円で9日終値を14.5%上回る水準。買い付け期間は4月12日から5月27日まで。
 
■フジ・コーポレーション <7605>
4月30日現在の株主を対象に1→2の株式分割を実施。最低投資金額は現在の2分の1に低下する。
 
■イワキ <8095>
上期経常を32%上方修正・2期ぶり最高益更新へ。
 
■安江工務店 <1439>
3月受注高は前年同月比55.4%増と増加基調が続いた。
 
■リックソフト <4429>
前期経常を10%上方修正・最高益予想を上乗せ。
 
 
 
【主な経済指標・スケジュール】
 
12(月)
【国内】
3月企業物価指数(8:50)
3月工作機械受注(15:00)
《決算発表》
コスモス薬品、ビックカメラ、高島屋、ローツェ、コーナン商事、大黒天、フジ、タマホーム、ヨンドシーHD、ライク、アレンザHD、トランザクショ、三栄建築、東京個別、進和、TSIHD、インタアクション、ヤマザワ、エヌピーシー、サインポスト、前沢工、AVANTIA、ナルミヤ、トライステージ、ワッツ、東洋電
 
【海外】
米2月財政収支(4/13 3:00)
米10年国債入札
 


※株式スケジュールは予定の為、変更される場合があります。