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日経ジャスダック平均は12日続伸、終日堅調
【市況】ジャスダック市場(大引け)=日経ジャスダック平均は12日続伸、終日堅調
 

日経ジャスダック平均株価は12日続伸し、前週末比17円28銭高い3432円33銭で終えた。2月27日以来3カ月ぶりの高値を付けた。12日続伸は2019年11月22日〜12月11日(14日連続)以来の連騰記録。
世界的な経済活動再開を背景とした好地合いに加え、東京都はきょうから、幅広い業種で休業要請を緩和したため、新型コロナウイルスに関連した材料株を買う動きも続き、新興企業市場は終日堅調だった。ワークマン、セリアなどの指数寄与度の高い主力株中心に値を上げる銘柄が目立っていた。また、「海外投資家の参戦傾向も続いていることもセンチメントの好転に寄与している」との指摘も聞かれた。
ジャスダック市場の売買代金は概算で778億円、売買高は2億219万株だった値上がり銘柄数は376、値下がり銘柄数は257となった。
 
個別では、アプライド、ワンダーコーポレーション、イメージ情報開発、ストリームメディアコーポレーション、五洋インテックスなど7銘柄がストップ高。日本ラッドは一時ストップ高と値を飛ばした。CAICA、歯愛メディカル、ラック、チエル、ブロードバンドセキュリティなど17銘柄は年初来高値を更新。燦キャピタルマネージメント、サン・ライフホールディング、グローム・ホールディングス、アイフリークモバイル、中央化学が買われた。
 
一方、大木ヘルスケアホールディングス、ザインエレクトロニクス、KeyHolder、大日光・エンジニアリング、倉元製作所が売られた。