日経ジャスダック平均は3日続落、投資家心理が悪化
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【市況】ジャスダック市場(大引け)=日経ジャスダック平均は3日続落、投資家心理が悪化
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日経ジャスダック平均株価は3日続落した。終値は23円61銭安い3418円31銭だった。好調な海外市場や時価総額上位銘柄のワークマンが堅調にスタートしたことを受けてJASDAQ平均が反発してのスタートとなった。お昼休み中に東京都知事が東京の飲食店、カラオケ店に対して自粛営業を要請するとの報道が伝わると、投資家心理が悪化して、後場は下げ幅を拡大、そのままほぼ本日の安値付近で取引を終了した。
減益決算銘柄への売りが重荷となった。21年3月期第1四半期業績で営業利益が42.2%減と発表したクレオは16%を超える下げとなり、21年3月期第1四半期業績で営業損益が8.49億円の赤字となった大井電気は15%を超える下げとなった。
ジャスダック市場の売買代金は概算で576億円、売買高は1億1221万株だった
個別では、オーケー食品工業、ぱど、ハーバー研究所、桂川電機、リーダー電子など7銘柄が年初来安値を更新。浜木綿、アマガサ、クレオ、大井電気、総合商研が売られた。
一方、ストリームメディアコーポレーション、コーユーレンティア、両毛システムズがストップ高。イナリサーチ、共同ピーアールは一時ストップ高と値を飛ばした。ウエストホールディングス、セリア、ナフコ、オーシャンシステム、パピレスなど15銘柄は年初来高値を更新。ピクセルカンパニーズ、fonfun、SEホールディングス・アンド・インキュベーションズ、アサカ理研、豊商事が買われた