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米中通商合意署名が12月にずれ込む可能性が浮上
【為替】米中通商合意署名が12月にずれ込む可能性が浮上
[概況]

 
6日、欧米時間の外国為替市場における米ドル円は一時108.820円まで下落し、その後も108円台後半付近の水準で推移した。米中通商協議を巡って米政府高官が第1段階の合意署名は12月にずれ込む可能性があるとロイター通信の報道によって明らかとなった。合意署名に先立ち米中首脳会談の開催場所や条件の折り合いがつかなかったとのことだ。
 
これらの報道により米中通商協議の行方を見極めたいとの思惑などから利益確定が先行したとみられる。テクニカル的には米ドル円は下方に控える一目均衡表の転換線(108.590円)付近が下値サポートとして意識されそうか。


[提供:カネツFX証券株式会社]