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日経ジャスダック平均は3日ぶり反発、自律反発狙いの買い
【市況】ジャスダック市場(大引け)=日経ジャスダック平均は3日ぶり反発、自律反発狙いの買い
 
 
日経ジャスダック平均株価は3日ぶりに反発した。終値は前日比12円68銭高い3379円93銭だった。
前日までの下落を受けて、これまで下げが目立っていた銘柄などを中心に自律反発を狙った買いが入ったほか、日銀による上場投資信託(ETF)買い観測が台頭し、日経平均も堅調に推移したことから、個人投資家のマインドもやや改善した。
ISM非製造業景況指数が期待とは裏腹に前月から大幅に低下し、米景気の後退懸念が高まったことから、主力の東証1部市場が低調な出だしとなるなか、市場では「投資家の目がジャスダック市場に向かった側面もある」との指摘も聞かれた。また、来週7日にはノーベル医学生理学賞の発表を控え、バイオ関連株の一角が堅調に推移したこともプラスに働いたようだ。
 
日経平均株価の堅調も買い安心感につながったが、「休日前で慎重な投資家が多く」、上げ幅は限られた。
ジャスダック市場の売買代金は概算で323億円、売買高は4817万株。値上がり銘柄数は338、値下がり銘柄数は215となった。

個別ではアマガサ、レイがストップ高。夢真ホールディングス、SHINWA Wise Holdings、日本マクドナルドホールディングス、ケイティケイ、銚子丸など14銘柄は年初来高値を更新。日本エマージェンシーアシスタンス、リバーエレテック、スリー・ディー・マトリックス、医学生物学研究所、YKTが買われた。
 
一方、イメージ ワン、テリロジー、フィスコ、デ・ウエスタン・セラピテクス研究所、東邦レマックなど6銘柄が年初来安値を更新。リーバイ・ストラウス ジャパン、ニューテック、SAMURAI&J PARTNERS、HAPiNS、ナカニシが売られた。