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急反発2万3000円台回復、米株最高値を好感
【市況】東京株式(寄り付き)=急反発2万3000円台回復、米株最高値を好感
【寄り付き概況】

5日の日経平均株価は大幅に反発して始まった。始値は前週末比268円02銭高の2万3118円79銭となり、取引時間中としては2018年10月以来、およそ1年1カ月ぶりの高値水準に上昇した。その後、上げ幅は300円を超えた。
 
米景気に対する前向きな見方や米中貿易協議の進展期待を背景に4日の米株式市場で主要株価3指数がそろって過去最高値を更新し、投資家のリスク許容度が高まった。
 
これを受け東京株式市場でも主力株をはじめ広範囲にリスクを取る動きが強まっている。米中貿易協議の部分合意が月内に署名されるとの見方が広がっており、株高環境を後押ししている。また、10月の米雇用統計を受け米国景気に対する先行き警戒感も後退、足もとの投資家心理が強気に傾いている。外国為替市場では1ドル=108円台後半と円安水準でもみ合っていることも輸出株中心にプラス材料となっている。
 
寄り付き時点で業種別では33業種ほぼ全面高で値上がり上位に非鉄、海運、鉄鋼など。
 
個別では、任天堂の買いが膨らみ、ソフトバンクGも上げ、ファーストリテはしっかり。キーエンスが買われ、東エレク、村田製も値上がりしている。三菱UFJ、三井住友が高く、NTT、KDDIは堅調となっている。
 
半面、三井不、菱地所が緩み、花王、アステラス薬も値下がり。NTTドコモは個別に売られている。
 
テクニカル的には、三機工(1961)、中部飼(2053)、SMS(2175)、日ハム(2282)、NSSOL(2327)、ディップ(2379)、フィールズ(2767)、スターマイカ(2975)、TOKAI(3167)、プレサンス(3254)、SHIFT(3697)、AOITYO(3975)、ダイセル(4202)、クイック(4318)、インテージ(4326)、日油(4403)、一工薬(4461)、関ペ(4613)、早稲アカ(4718)、山田コン(4792)、WNIウェザ(4825)、エステー(4951)、アトラ(6029)、シグマク(6088)、ウィル(6089)、フリュー(6238)、SMC(6273)、シンニッタン(6319)、福島工(6420)、モリタ(6455)、グレイス(6541)、EIZO(6737)、パナ(6752)、シャープ(6753)、FPG(7148)、全国保証(7164)、新明和(7224)、カッパ(7421)、アズワン(7476)、ネットワン(7518)、前澤化(7925)、日産東(8291)、リコーリ(8566)、オリ(8591)、南海(9044)、日新(9066)、ゲンキー(9267)、三菱倉(9301)、スマートバリュ(9417)、中国電(9504)、北陸電(9505)、元気寿司(9828)、オートバクス(9832)が動兆。