日経ジャスダック平均は反発、個人投資家の買い
【市況】ジャスダック市場(大引け)=日経ジャスダック平均は反発、個人投資家の買い
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もっとも、日本株相場が上昇する中でも個人投資家の投資余力はさほど改善していないとの見方が多く、指数には上値の重さが目立った。米中貿易交渉の先行き不透明感をはじめ外部環境に引き続き懸念材料が多く、相対的に流動性に乏しい新興銘柄の買い手控え要因となった。
ジャスダック市場の売買代金は概算で492億円と前日(680億円)と比べて低調だった。売買高は6955万株。
値上がり銘柄数は297、値下がり銘柄数は297となった。
個別では、ホーブ、システム・ロケーションがストップ高。フェスタリアホールディングス、アンビスホールディングス、日本テレホンは一時ストップ高と値を飛ばした。SHINWA Wise Holdings、ヴィレッジヴァンガードコーポレーション、プロパスト、田中化学研究所、小田原エンジニアリングなど13銘柄は年初来高値を更新。OSGコーポレーション、ETSホールディングス、エスエルディー、アイフリークモバイル、ニューテックが買われた。
一方、テラ、プラップジャパン、フィスコ、メディシノバ・インク、日本色材工業研究所など6銘柄が年初来安値を更新。日本興業、フォーバル・リアルストレート、麻生フオームクリート、歯愛メディカル、ブロッコリーが売られた。