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日経ジャスダック平均は反落、利益確定の売り
【市況】ジャスダック市場(大引け)=日経ジャスダック平均は反落、利益確定の売り
 
日経ジャスダック平均株価は反落した。終値は前日比18円37銭安い3636円ちょうどだった。前日に8カ月ぶりの高値をつけていたこともあり、過熱感への警戒から値がさ株を中心に利益確定の売りが出た。上昇していた時価総額上位の銘柄が値を消すと、ジャスダック平均もマイナスに転じ、軟調な値動きで終日推移となった。ワークマンやセリア、ハーモニックなどが下落した。
ただ、政府が進める行政手続きのデジタル化を巡る思惑から、フィンテックや電子契約関連の銘柄には買いが集まった。
ジャスダック市場の売買代金は概算で627億円、売買高は1億4254万株だった。
値上がり銘柄数は172、値下がり銘柄数は445となった。
 
個別では、市進ホールディングス、グラフィコ、インヴァストが年初来安値を更新。アクサスホールディングス、スーパーバリュー、シライ電子工業、テラ、GFAが売られた。
 
一方、GMOアドパートナーズ、幸和製作所、テーオーホールディングスがストップ高。ジェイ・エスコムホールディングスは一時ストップ高と値を飛ばした。ウェッジホールディングス、歯愛メディカル、パピレス、ラック、エフアンドエムなど11銘柄は年初来高値を更新。リバーエレテック、買取王国、不二ラテックス、白鳩、ディ・アイ・システムが買われた。