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日経平均株価は高値圏でもみ合っている
【市況】東京株式(後場寄り付き)=日経平均株価は高値圏でもみ合っている
【後場寄り付き概況】

後場寄り付きの日経平均株価は前週末比284円05銭高の2万2004円30銭で寄り付いた。
日経平均株価、東証株価指数(TOPIX)はともに高値圏でもみ合っている。米国株高を好感して上げた前場の流れを引き継ぎ、輸出関連株を中心に買いが続いている。
外国為替市場では、1ドル=106円20銭台での推移。
 
個別では、トヨタ、日本電産が前場高値を上回り、SUBARU、東エレクは値を保っている。任天堂の買いが厚く、ソフトバンクG、ファーストリテ、三菱UFJ、三井住友も上げ、野村、東京海上は堅調。東海カ、パーク24、日ライフラインなどが買われている。
半面、ブリヂストンが売りに押され、京セラも甘く、資生堂は軟調となっている。
 
週明けの米国市場は、プレジデンツデーの祝日で休場となるため海外勢のフローは限られている。2万2000円回復でいったんは達成感が意識されやすく、自律反発の範囲内であろう。ここからの一段の上昇には材料が欲しいところである。
 
物色としては、足元の急落等でイレギュラー的に下げていた銘柄も多く、その中で業績を改めて評価する動きなどが意識されそうだ。
 
ランチバスケットは14件、465.62億円。差し引き売り買い均衡との観測。