値上がり優勢、押し目買い
【市況】東証スタンダード(前引け)=値上がり優勢、押し目買い
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東証スタンダード市場は、前週までの急上昇を受けた利益確定売りが上値を抑えた。朝方は底堅さを見た先物買いにけん引されて日経平均株価がザラバ高値を付ける場面もあったが、勢いは続かなかった。東証プライム市場の主力株がさえない値動きとなると、業績が順調な拡大基調にあるスタンダード市場の銘柄に押し目買いが入っている。
スタンダードTOP20は小幅高。出来高2億0929万株。
値上がり銘柄数886、値下がり銘柄数521と、値上がりが優勢だった。
個別では大成温調、弘電社、第一屋製パン、やまみ、きちりホールディングスなど54銘柄が年初来高値を更新。カワセコンピュータサプライ、ネクストウェア、大村紙業、アルメディオ、ミナトホールディングスが買われた。
一方、秋川牧園、三洋堂ホールディングス、エムケイシステム、グローバルインフォメーション、日本ハウズイングなど12銘柄が年初来安値を更新。マリオン、ハイパー、Eストアー、久世、レーサムが売られた。