軟調展開、円高進行とNY株下落を受け
東京株式(前引け)=軟調展開、円高進行とNY株下落を受け

連休明け27日午前の日経平均株価は続落した。午前終値は前営業日比122円31銭安の2万2629円30銭だった。
米中対立の激化への警戒感が強まり、運用リスクを回避する投資家からの売りが優勢になった。先週末にNYダウが下落したほか、為替相場は1ドル=105円後半への急激な円高も日本株の重荷になった。下げ幅は300円を超える場面もあった。
ただ、下値には買いが入り売り一巡後は下げ渋る展開。日銀のETF買いへの警戒感もあり、下値を売り叩く展開はみられなかった。
4連休中のヘッジ売りの買い戻しも入り、日経平均は心理的な節目の2万2500円を上回って午前の取引を終えた。市場では「円高が進んだ割に株価の下落幅が限られたため、午後も買い戻しが入りやすい地合いが続く」との見方が出ている。
前引け時点の東証1部の売買代金は概算で1兆0198億円、売買高は5億7170万株だった。JPX日経インデックス400と東証株価指数(TOPIX)も続落した。
東証1部の値下がり銘柄数は1328と全体の約6割を占めた。値上がりは755銘柄、変わらずは89銘柄だった。

業種別株価指数(全33業種)は電気機器、銀行業、小売業などが下落し、情報・通信業、医薬品、保険業は上昇した。
個別では、ソニー、東エレクの売りが厚く、ファナック、キーエンスも下落し、イビデンに売られた。オリンパス、富士通、トヨタ、ホンダ、三菱UFJ、三井住友、野村、オリックス、ファーストリテ、7&iHD、JR東海、中外薬、住友電なども下落した。
半面、ソフトバンクGが買いを集めた。日本電産、SMCが買われ、小野薬が高く、第一三共も堅調。ネットワンは急騰した。
東証2部株価指数は前営業日比62.39ポイント安の6507.14ポイントと3日ぶり反落した。出来高5692万株。値上がり銘柄数は174、値下がり銘柄数は230となった。
個別では、サイバーステップ、那須電機鉄工、アドテック プラズマ テクノロジー、フレンドリー、ベリテが年初来安値を更新。エヌ・ティ・ティ・データ・イントラマート、セキド、東京衡機、ジャパンエンジンコーポレーション、省電舎ホールディングスが売られた。
一方、JFEシステムズが一時ストップ高と値を飛ばした。日和産業、ビットワングループ、はごろもフーズ、グリムス、明治機械など9銘柄は年初来高値を更新。いい生活、ナラサキ産業、ショクブン、恵和、日本アビオニクスが買われた。

連休明け27日午前の日経平均株価は続落した。午前終値は前営業日比122円31銭安の2万2629円30銭だった。
米中対立の激化への警戒感が強まり、運用リスクを回避する投資家からの売りが優勢になった。先週末にNYダウが下落したほか、為替相場は1ドル=105円後半への急激な円高も日本株の重荷になった。下げ幅は300円を超える場面もあった。
ただ、下値には買いが入り売り一巡後は下げ渋る展開。日銀のETF買いへの警戒感もあり、下値を売り叩く展開はみられなかった。
4連休中のヘッジ売りの買い戻しも入り、日経平均は心理的な節目の2万2500円を上回って午前の取引を終えた。市場では「円高が進んだ割に株価の下落幅が限られたため、午後も買い戻しが入りやすい地合いが続く」との見方が出ている。
前引け時点の東証1部の売買代金は概算で1兆0198億円、売買高は5億7170万株だった。JPX日経インデックス400と東証株価指数(TOPIX)も続落した。
東証1部の値下がり銘柄数は1328と全体の約6割を占めた。値上がりは755銘柄、変わらずは89銘柄だった。

個別では、ソニー、東エレクの売りが厚く、ファナック、キーエンスも下落し、イビデンに売られた。オリンパス、富士通、トヨタ、ホンダ、三菱UFJ、三井住友、野村、オリックス、ファーストリテ、7&iHD、JR東海、中外薬、住友電なども下落した。
半面、ソフトバンクGが買いを集めた。日本電産、SMCが買われ、小野薬が高く、第一三共も堅調。ネットワンは急騰した。
東証2部株価指数は前営業日比62.39ポイント安の6507.14ポイントと3日ぶり反落した。出来高5692万株。値上がり銘柄数は174、値下がり銘柄数は230となった。
個別では、サイバーステップ、那須電機鉄工、アドテック プラズマ テクノロジー、フレンドリー、ベリテが年初来安値を更新。エヌ・ティ・ティ・データ・イントラマート、セキド、東京衡機、ジャパンエンジンコーポレーション、省電舎ホールディングスが売られた。
一方、JFEシステムズが一時ストップ高と値を飛ばした。日和産業、ビットワングループ、はごろもフーズ、グリムス、明治機械など9銘柄は年初来高値を更新。いい生活、ナラサキ産業、ショクブン、恵和、日本アビオニクスが買われた。