兜町カタリスト『櫻井英明』が日経平均株価や株主優待、投資信託、NISAなど幅広く紹介していきます。企業訪問を中心により密着した情報も配信中です。

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弱含みの展開か。
【オープニングコメント】
弱含みの展開か。
 
7日の日経平均株価は弱含みの展開か。
日経平均株価予想レンジは、2万3100円-2万3400円
連日で年初来高値を更新している中、きょうは外部要因の材料が乏しいとあって、過熱感が強まっている銘柄を中心に利益確定目的の売りが出やすいだろう。
前日に2019年7〜9月期の大幅な最終赤字を発表したソフトバンクグループ(SBG)が軟調な展開となれば、日経平均の下押し要因となるだろう。
ファァンド事業で1兆円弱の損失が発生したことが響いた。個人を中心に投資心理を冷やす要因となりそうだ。
 
6日のNYダウ工業株30種平均は前日比7セント安とほぼ横ばい圏で終えた。ダウ平均も前日まで連日で過去最高値を更新しており、利益確定売りが上値を抑えた。
きょうは海外投資家などが日本株の持ち高を積極的に増やす動きにはなりづらいだろう。シカゴ日経平均先物の円建て清算値は、6日の大阪取引所終値比変わらずの2万3300円だった。
 
注目はトヨタが19年4〜9月期決算を取引時間中に発表する。また、楽天や資生堂が19年1〜9月期決算を発表する。
 
 
【好材料銘柄】
 
■東洋建設 <1890>
上期経常を一転35%増益に上方修正。
 
■高田工業所 <1966>
上期経常は69%増益で上振れ着地。
 
■スターティアホールディングス <3393>
上期経常を一転2%増益に上方修正・最高益更新へ。
 
■デファクトスタンダード <3545>
今期経常は4.2倍増益へ。
 
■Welby <4438>
スズケン <9987> と資本業務提携。新たな医療情報プラットフォームやソリューションなどで連携する。
 
■オリンパス <7733>
上期税引き前が黒字浮上で着地・7-9月期は2.9倍増益。
 
■大興電子通信 <8023>
今期経常を33%上方修正。
 
■ミツウロコグループホールディングス <8131>
今期経常を23%上方修正・16期ぶり最高益更新へ。
 
■国際石油開発帝石 <1605>
今期経常を1%上方修正。
 
■東急建設 <1720>
今期経常を47%上方修正。
 
■コスモ・バイオ <3386>
1-9月期(3Q累計)経常は22%増益・通期計画を超過。
 
■Amazia <4424>
今期経常は37%増で3期連続最高益更新へ。
 
■クレスコ <4674>
上期経常は一転10%増益で上振れ着地、今期配当を4円増額修正。
 
■インテリジェント ウェイブ <4847>
7-9月期(1Q)経常は79%増益で着地。
 
■富士ソフトサービスビューロ <6188>
上期経常が3倍増益で着地・7-9月期も2.5倍増益。
 
■パン・パシフィック・インターナショナルホールディングス <7532>
上期経常を一転2%増益に上方修正・最高益、通期も増額。
 
■日本ユニシス <8056>
上期経常は36%増益で上振れ着地。
 
 
【主な経済指標・スケジュール】
 
【国内】
7(木)
10月都心オフィス空室率(11:00)
《決算発表》
トヨタ、三井不、菱地所、資生堂、テルモ、クボタ、キリンHD、バンナムHD、楽天、東レ、リンナイ、日清紡HD、DMG森精、メイテック、日鉄物産、日清食HD、東洋紡、日精機、森永乳、日油、住阪セメ、ニプロ、AOKI HD、ミツコシイセタン、ネクソン、エア・ウォーター、メルカリ、フジHD、ノエビアHD、三菱マ、アマダHD、SANKYO、グローリー、ミネベアミツミ、OKI、ルネサス、カシオ、ゼンショーHD、ニコン、東邦HD、丸井G、リログループ、西武HD、TBSHD、日テレHD、日化薬、ジャストシステ、西鉄、コカコーラBJH、コスモエネHD、ホシザキ、スクエニHD
 
【海外】
米9月消費者信用残高(11/8 5:00)
 
 

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