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米株上昇、為替も円安を受け反発、自律反発狙いの買いに切り返す
【市況】東京株式(寄り付き)=米株上昇、為替も円安を受け反発、自律反発狙いの買いに切り返す
【寄り付き概況】

15日の東京株式市場は買い先行、寄り付きの日経平均株価は、前日の終値と比べ152円28銭高の1万9689円38銭で取引を始めた。
 
北朝鮮を巡る地政学リスクが意識されるなか、前日に日経平均は大きく値を下げたが、きょうは自律反発狙いの押し目買いが優勢となり切り返す動き。前日の欧米株市場は総じてリスクオフの巻き戻しに高く、東京市場でもこの流れを引き継ぐ格好となった。ただ、外国為替市場では1ドル=109円台後半の推移で依然として円高圧力が懸念されるほか、北朝鮮情勢を横にらみに上値は重いとの見方がある。
 
寄り付き時点で業種別では33業種中、30業種前後が上昇、値上がり上位には銀行、証券、保険、電気機器、その他製品など。
 
個別では、ソニー、日立の電機株や、トヨタ、ファナックが堅調で、東エレクは続伸している。出光興産は買われている。三菱UFJ、みずほFGの銀行株や、MS&AD、野村が値を上げている。ソフトバンクG、任天堂、ファーストリテ、資生堂、武田も上昇している。
 
半面、JT、アサヒが小安く、第一三共は下げ、グリーは軟調。JFE、JXTGがさえず、日揮、石油資源は続落している
 
225先物は、野村・JP・みずほ・ドイツ・アムロ・パリバが買い越し。
モルスタ・UBS・ソジェン・クレディが売り越し。
TOPIX先物はドイチ・GS・ソジェン・メリル・アムロ・JPが買い越し。
モルスタ・UBS・HSBC・野村が売り越し。
 
テクニカル的には、錢高組(1811)、物語コーポ(3097)、ネクソン(3659)、豆蔵(3756)、ガンホー(3765)、石原産業(4028)、DNC(4246)、CIJ(4826)、木村化(6378)、ヤーマン(6630)、鈴木(6785)、ヨロズ(7294)、PCデポ(7618)、東京計器(7721)、シード(7743)、ヤオコー(8279)が動兆。