堅調展開か
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【オープニングコメント】 堅調展開か |
日経平均株価予想レンジは、2万3100円-2万3400円。
米中貿易摩擦への懸念後退で前日のNYダウ工業株30種平均が連日で最高値を更新し、海外勢から日本株の先物に買いが入りやすい。
米長期金利の上昇を背景に円相場は1ドル=109円台前半に下落しており、輸出関連株の買いを誘うだろう。日経平均は前日に400円あまり急伸したため、利益確定目的の売りが上値を抑える可能性が高い。前日終値(2万3251円)近辺での推移となりそうだ。
シカゴ日経平均先物の円建て清算値は、5日の大阪取引所終値比15円高の2万3335円だった。
国内ではソフトバンクグループが取引終了後に19年4〜9月期決算を発表する。SUBARUや三菱商、ダイキンも4〜9月期決算の公表を予定している。
【好材料銘柄】
■ピーエス三菱 <1871>
上期経常を一転34%増益に上方修正。
■アイスタディ <2345>
東京大学の松尾研究室と介護施設向けAI検知システム構築の共同研究を開始。また、AI技術を活用した最先端のラーニング・マネジメント・システム「AI+LMS」の開発に着手。
■レカム <3323>
NTT東日本と提携し、AI-OCR、RPAのパッケージサービスを販売開始。
■プロパティエージェント <3464>
今期経常を一転5%増益に上方修正・最高益、配当も2円増額。
■昭和電線ホールディングス <5805>
今期経常を14%上方修正。
■シグマクシス <6088>
上期経常が100%増益で着地・7-9月期も2.2倍増益。また、発行済み株式数(自社株を除く)の0.96%にあたる20万株(金額で2億円)を上限に自社株買いを実施する。
■千代田化工建設 <6366>
7-9月期(2Q)最終は黒字浮上・債務超過を解消。
■新日本建物 <8893>
上期経常が2倍増益で着地・7-9月期は黒字浮上。
■日本社宅サービス <8945>
7-9月期(1Q)経常は15%増益で着地。また、株主優待制度を新設。毎年6月末時点で100株以上を1年以上継続保有する株主を対象に、一律で1000円分のクオカードを贈呈する。
■いであ <9768>
今期経常を45%上方修正・5期ぶり最高益更新へ。
■メディネット <2370>
京都府立医科大学と共同研究契約を締結。キメラ受容体(BAR)を遺伝子導入した免疫細胞(BAR-T細胞)による特異的B細胞除去の実用化に向けた治療法開発に着手。また、同技術に関する特許を共同出願した。
■エムケイシステム <3910>
上期経常が2.1倍増益で着地・7-9月期も87%増益。
■ステムリム <4599>
HMGB1ペプチドの導出先である塩野義製薬 <4507> が脳梗塞を対象とした第2相試験で第一例患者へ投与を開始。
■チャーム・ケア・コーポレーション <6062>
7-9月期(1Q)経常は44%増益で着地。
■日本信号 <6741>
上期経常が2.6倍増益で着地・7-9月期も2.4倍増益。
■スリー・ディー・マトリックス <7777>
創傷治癒材「PuraDerm」について、美容整形領域への適応拡大を目的とした市販前届を米FDAに提出。
■寿スピリッツ <2222>
上期経常が64%増益で着地・7-9月期も50%増益。
【主な経済指標・スケジュール】
【国内】
6(水)
日銀金融政策決定会合議事要旨(9/18〜9/19開催分)
10年国債入札
《決算発表》
ソフトバンクG、ダイキン、三菱商、オリンパス、SUBARU、国際帝石、旭化成、西松建、Gウイン、デサント、三井化学、日立キャピ、伊藤米久、味の素、日触媒、科研薬、稲畑産、芙蓉リース、JAM、京阪HD、スズケン、東急建設、DeNA、サッポロHD、アルフレッサHD、アルペン、日東紡、プレサンス、SUMCO、ワールド、コロプラ、日本紙、昭電工、日本新薬、参天薬、ツムラ、キッセイ薬、ライオン、アース製薬、東海カ、神戸鋼、ニッパツ、東芝テック、エレコム、シスメックス、パンパシHD、Uアローズ、コロワイド、日ユニシス、ミズホリース、富士急、福山運、武蔵精密、住友ゴム、GSユアサ、西日本FH、三菱自、スカパーJ
【海外】
《米決算発表》
クアルコム、トリップアドバイザー
※株式スケジュールは予定の為、変更される場合があります。