兜町カタリスト『櫻井英明』が日経平均株価や株主優待、投資信託、NISAなど幅広く紹介していきます。企業訪問を中心により密着した情報も配信中です。

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軟調展開か
【オープニングコメント】
軟調展開か
 
15日の東京株式市場は反落後、軟調な展開を強いられそうだ。
日経平均株価の予想レンジは、3万8700円-3万9000円を想定。(12日終値3万9523円55銭)
 
先週末の米国株は下落。ダウ平均は475ドル安の37983ドルで取引を終えた。
 
イランがイスラエルに対して報復攻撃を実施。中東情勢の緊張の高まりで、リスク回避姿勢が強まり、株式のポジションを縮小するための売りが先行するとみられる。
週明けの米国株が反転してくるかどうかも見極めたい環境下、場中は低空飛行が続くだろう。
 
為替相場は、ドル・円が1ドル=153円トビ台(前週末12日は153円24-25銭)、ユーロ・円が1ユーロ=162円台の後半(同163円73-77銭)と円高に振れている。円高による業績への影響を警戒して、輸出関連銘柄には重しとなりそう。
 
シカゴ日経平均先物の円建て清算値は、前週末12日の大阪取引所清算値比685円安の3万8865円だった。
 
 
【好材料銘柄】 
 
■インターライフホールディングス <1418> 
今期経常は59%増益、前期配当を3円増額・今期も8円継続へ。
 
■ビックカメラ <3048> 
今期経常を18%上方修正、配当も3円増額。
 
■ネットイヤーグループ <3622> 
前期経常を5倍上方修正。
 
■データセクション <3905> 
スーパー・マイクロ・コンピューター<SMCI>と業務提携に向けた基本合意書を締結。
 
■テラスカイ <3915> 
今期経常は53%増で4期ぶり最高益更新へ。また、NTTデータと資本業務提携。
 
■アイリッジ <3917> 
ディップ <2379> と資本業務提携。ディップを割当先とする35万8400株の第三者割当増資を実施する。発行価格は530円。
 
■リックソフト <4429> 
今期経常は21%増で2期連続最高益更新へ。
 
■モダリス <4883> 
合成生物学のパイオニア企業である米ギンコ・バイオワークス<DNA>とパートナーシップ契約を締結。
 
■QPS研究所 <5595> 
今期経常を一転黒字に上方修正。
 
■Gunosy <6047> 
今期経常を赤字縮小に上方修正。また、発行済み株式数(自社株を除く)の0.75%にあたる18万株(金額で1億円)を上限に自社株買いを実施する。買い付け期間は4月15日から5月15日まで。
 
■JRC <6224> 
今期経常は26%増で4期連続最高益、5円増配へ。
 
■ベイカレント・コンサルティング <6532> 
今期最終は19%増で10期連続最高益、前期配当を3円増額・今期は7円増配へ。また、発行済み株式数(自社株を除く)の0.79%にあたる120万株(金額で36億円)を上限に自社株買いを実施する。買い付け期間は5月1日から5月24日まで。
 
■クックビズ <6558> 
12-2月期(1Q)経常は2.1倍増益で着地。
 
■RPAホールディングス <6572> 
今期経常は2.2倍増益へ。
 
■コレック <6578> 
今期経常は33%増益、前期配当を3期ぶり7円で復配・今期は1円増配へ。また、太陽光パネルの販売・設置事業を手掛けるAoieの株式を取得し子会社化する。
 
■IDOM <7599> 
今期経常は25%増で2期ぶり最高益、前期配当を1.03円増額・今期は6.44円増配へ。
 
■インターアクション <7725> 
今期経常を一転1%増益に上方修正。
 
■アステナホールディングス <8095> 
上期最終を一転黒字に上方修正。
 
■和田興産 <8931> 
今期経常は1%減益、前期配当を8円増額・今期は5円増配へ。また、発行済み株式数(自社株を除く)の1.4%にあたる16万株(金額で2億4000万円)を上限に自社株買いを実施する。買い付け期間は4月15日から4月19日まで。
 
■GRCS <9250> 
12-2月期(1Q)経常は黒字浮上・通期計画を超過。
 
 
【主な経済指標・スケジュール】
 
 
15(月)
【国内】
2月機械受注(8:50)
《決算発表》
アークス、FPパートナー、松竹、SFoods、TKP、VRAIN、ベースフード、串カツ田中、メタリアル、ココナラ、バリューC

【海外】
米4月ニューヨーク連銀製造業景気指数(21:30)
米3月小売売上高(21:30)
米4月NAHB住宅市場指数(23:00)
《米決算発表》
M&Tバンク、チャールズシュワブ、ゴールドマン・サックス
 

※株式スケジュールは予定の為、変更される場合があります。