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続伸スタート、米ハイテク株高支え
【市況】東京株式(寄り付き)=続伸スタート、米ハイテク株高支え
【寄り付き概況】

 
11日の日経平均株価は続伸で始まった。始値は前日比137円43銭高の3万9175円59銭。
 
前日の米国株市場ではNYダウなど主要株価3指数が揃って上昇しナスダック総合株価指数と機関投資家がベンチマークとして重視するS&P500指数はいずれも史上最高値を更新、これを受けて東京市場も足もとでリスクを取る動きが優勢となっている。ただ、目先重要イベントが相次ぎ様子見ムードも拭えない。FOMCや米消費者物価指数(CPI)の発表、週末には日銀金融政策決定会合の結果公表を控え、積極的な買いも入りにくい。
 
今週はメジャーSQ週ということもあり、取引時間中は先物主導で日経平均が不安定な値動きとなる可能性もあるだろう。
SQに絡む投機筋の動きが相場を押し上げる可能性も市場では指摘されている。
 
東証株価指数(TOPIX)は上昇している。
 
個別では、ファストリ、リクルート、三菱商、ニデックが高い。一方、ソフトバンクグループ(SBG)、エーザイ、NTTデータ、塩野義が安い。