兜町カタリスト『櫻井英明』が日経平均株価や株主優待、投資信託、NISAなど幅広く紹介していきます。企業訪問を中心により密着した情報も配信中です。

OCN版はコチラ

前場終値比で横ばい
【市況】東京株式(後場寄り付き)=前場終値比で横ばい
【後場寄り付き概況】

後場寄り付きの日経平均株価は、前営業日比38円15銭高の2万3369円99銭で始まった。東証株価指数(TOPIX)は、2.96ポイント安の1701.07で始まった。
個人消費関連を中心とした主力値がさ株に買いが継続し、日経平均株価は小幅高で底堅く推移している。
ただ、手掛かり材料に乏しいため、全体を底上げする動きにはなっておらず、東証株価指数(TOPIX)は弱含み。
外国為替市場では、1ドル=109円10銭台の推移。アジアの主要株式市場は高安まちまち。
 
個別では、ファーストリテが上伸し、ファミリーマートも大幅高。アドバンテスが値を飛ばし、任天堂、ソニー、太陽誘電も堅調。伊藤忠は締まり、ダイフクがにぎわっている。
半面、ソフトバンクGが下押し、OLCはさえない。トヨタ、ホンダ、SUMCO、SMCは軟調。三菱UFJ、三井住友、武田が売られ三井金は急落している。
 
前場の日経平均は朝方に一時マイナスとなったものの、プラス圏で推移する場面が多く、底堅い印象。しかし上値追いの動きも鈍く、前週末の当欄で予想したとおり「2万3000円台での日柄調整」といった様相。目先の日経平均は高値もち合いになるとみておきたい。なお、今週は7-9月期決算発表の最終盤となる。