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値下がり優勢、小口売りに押される
【市況】東証グロース(大引け)=値下がり優勢、小口売りに押される

 
東証グロース市場は日経平均株価が高値から反落するなか、直近IPO株がにぎわう中、新興株市場にも売りが波及した。
グロース250とグロースCoreは続落。東証グロース市場250指数の終値は前週末比4.98ポイント(0.66%)安の750.24だった。
市場では直近IPO株以外も「出遅れ修正の買いが目立つ」との声が出ていた。ただ、小口売りに押される銘柄が多く、次第に値下がりに転じる銘柄が増えた。
 
グロース市場ではSTGやカバーが下落した。一方、TWOSTが上昇した。
値上がり銘柄数210、値下がり銘柄数317と、値下がりが優勢だった。
 
22日にグロース市場に新規上場したジンジブは公開価格(1750円)の約2.3倍の3980円で初値を付け、終値は3970円だった。きょうグロース市場に新規上場したイシンは買い気配のまま取引を終えた。大引け時点の気配値は公開価格(1080円)の2.3倍の2484円だった。
 
個別ではファンデリー、レントラックス、イーエムネットジャパン、サクシードがストップ高。デジタリフトは一時ストップ高と値を飛ばした。グランディーズ、ボードルア、フレクト、Finatextホールディングス、gooddaysホールディングスなど12銘柄は昨年来高値を更新。ACSL、TWOSTONE&Sons、イーディーピー、売れるネット広告社、ナイルが買われた。
 
一方、ハイブリッドテクノロジーズ、リボミック、ステムリムが昨年来安値を更新。アーキテクツ・スタジオ・ジャパン、笑美面、テクノロジーズ、INFORICH、Macbee Planetが売られた。