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「パウエル発言で急上昇」
「パウエル発言で急上昇」
「24ヶ月移動平均(27877円)を上抜けた」

「パウエル発言で急上昇」

水曜のNY株式市場で主要3指数は大幅高。
パウエルFRB議長が講演。
「早ければ12月にも利上げペースを縮小する可能性がある」とコメント。
この断片を好感し株価は上昇。
「インフレとの戦いはまだ終わっていない。
最終的にどの程度の利上げが必要か、いつまで続くのかなど、重要な疑問な残っている」。
ことらは見えないフリ。
講演を受けてNYダウは700ドル超の上昇。
S&P500は朝方の安値から切り返し4000ポイント台回復。
NASDAQは4%超上昇。
アップルが4.9%高、マイクロソフトが6.2%高、エヌビディアは8%超上昇。
テスラが7.7%高。
製薬大手バイオジェンは4.7%高。
フィラデルフィア半導体指数は5.85%上昇。
年初来の下落率が約28%に縮小した。
11月月間でS&P500は5.4%上昇。
2カ月連続のプラスとなった。
NYダウは月間で5.7%、NASDA4.4%上昇。
ADP全米雇用報告で民間部門雇用者数は11月に12万7000人増加。
市場予想は20万人増だった。
10月分は23万9000人増だった。
10月の雇用動態調査(JOLTS)で求人件数は35万3000件減の1030万件。
ほぼ市場予想通りに減少したものの高水準
1000万件を超える求人件数は16カ月連続。
失業者1人当たりの求人件数は1.85件から1.7件に減少。
ただパンデミック前の約1.2件をなお大きく上回っている。
地区連銀経済報告(ベージュブック)で10月中旬から11月下旬までに米経済活動がほぼ横ばいから小幅な拡大にとどまったとの解釈。
「根強いインフレや労働力不足を巡りさまざまなシグナルが示された」という解釈だ。
第3四半期の実質国内総生産(GDP)改定値は年率換算で前期比2.9%増。
10月に発表された速報値の2.6%増から上方修正。
個人消費と企業支出の増加、輸入の減少が押し上げ要因。
第2四半期のGDPは0.6%減だった。
10月の中古住宅販売仮契約指数は前月比4.6%低下の77.1。
5カ月連続の低下。
市場予想は5.0%低下。
前年同月比では37.0%低下。
先週の30年固定住宅ローン金利の平均は6.49%。
前年同期の平均3.18%を大きく上回っている。
国債利回りは低下した。
パウエルFRB議長の講演が予想よりもハト派的に着地。
利回りは一時の上昇から低下した。
FF金利先物が織り込むFOMCでの0.5%の利上げ確率は89%。
パウエル議長講演前の83%から上昇した。
2月FOMCでの0.5%利上げ確率は58%。
また、FF金利が来年5月に4.95%でピークに達する見通し。
講演前は6月に5.05%に達するという予想だった。
2年国債と10年国債の利回り格差はマイナス0.727%。
10年国債利回りは3.610%。
2年国債利回りは4.328%。
ドル円は138円台前半。
WTI原油先物1月限は前日比2.35ドル(3.01%)高の80.55ドル。
ビットコインは815ドル高の17080ドル。
SKEW指数は118.47→120.38→118.47。
恐怖と欲望指数は60→70。

水曜のNYダウは737ドル(2.18%)高の34589ドルと続伸。
高値34589ドル、安値33583ドル。
サイコロは7勝5敗。
騰落レシオ(25日)は144.92(前日143.32)。
NASDAQは484ポイント(4.41%)高の11468ポイントと4日ぶりに反落。
高値11468ポイント、安値10966ポイント。
サイコロは5勝7敗。
騰落レシオ(25日)は104.32(前日104.61)。
S&P500は122ポイント(3.09%)高の4080ポ゚イントと4日ぶりに反発。
高値4090ポイント、安値3938ポイント。
サイコロは5勝7敗。
騰落レシオ(25日)は130.08(前日128.75)。
ダウ輸送株指数は279ポイント(1.94%)高の14649ポイントと続伸。
SOX指数は156ポイント(5.85%)高の2826ポイントと4日ぶりに反発。
VIX指数は20.58と低下。
NYSEの売買高は64.6億株。
NASDAQが64,6億株。
シカゴ225先物円建ては大証日中比330円高の28370円。
ドル建ては大証日中比335円高の28375円。
ドル円は138.07円。
10年国債利回りは3.610%。
2年国債利回りは4.328%。

「ボリンジャーのプラス2σが28480円」

水曜の日経平均は寄り付き141円安。
終値は58円(▲0.21%)安の27968円と4日続落。
日足は2日連続で陽線。
SQ値28225円に対して3勝10敗。
11月月間では381円高。
月足は2カ月連続陽線で今年は6勝5敗。
24ヶ月移動平均(27877円)を上抜けた。
TOPIXは7.40ポイント(▲0.37%)安の1985ポイントと4日続落。
日銀は6月17日以来111日間ETFを買っていない。
プライム市場指数は3.80ポイント安の1021.70と4日続落。
東証マザーズ指数は9.81ポイント(▲1.22%)安の793.51と5日ぶりに反落。
プライム市場の売買代金は4兆1516億円(前日は2兆7239億円)。
MSCI浮動株比率変更に伴うリバランス商いで膨らんだ。
値上がり488銘柄(前日509銘柄)。
値下がり1287銘柄(前日1246銘柄)。
新高値35銘柄(前日26銘柄)。
新安値は9銘柄(前日3銘柄)。
プライム市場の騰落レシオは119.69(前日124.41)。
NTレシオは14.09倍(前日14.06倍)。
サイコロは5勝7敗で41.66%。
上向きの25日線(27791円)からは△0.64%(前日△1.00%)。
30日連続で上回った。
横這いの75日線は27655円。
13日連続で上回った。
上向きの200日線(27200円)からは△2.82%(前日△3.05%)。
19日連続で上回った。
下向きの5日線は28165円。
3日連続で下回った。
松井証券信用評価損益率速報で売り方▲12.727%(前日▲12.966%)
買い方▲6.843%(前日▲6.632%)。
マザーズ銘柄ネットストック信用評価損益率で売り方▲11.311%(前日▲11.282%)。
買い方▲21.904% (前日▲21.098%)。
空売り比率は44.5%(前日40.9%。8日連続で40%超)。
空売り規制なしの比率は7.2%(前日7.7%)。
11月25日時点のQuick調査の信用評価損率は▲9.59%(前週▲10.57%)。
2週ぶりに好転。
11月25日時点の裁定売り残は484億円減の1892億円。
3週連続で減少。
同裁定買い残は861億円増の5742億円。
2週連続で増加。
当限は売り残が488億円減の1590億円。
買い残が976億円増の4067億円。
翌限以降は売り残が4億円増の302億円。
買い残が114億減の1674億円。
日経VIは18.93(前日18.71)。
日経平均採用銘柄の予想PERは12.83倍(前日12.86倍)。
前期基準では13.69倍。
EPSは2179円(前日2179円)。
11月15日の過去最高水準は2238円。
225のPBRは1.16倍(前日1.16倍)。
BPSは24111円(前日24161円)。
10年国債利回りは0.250%(前日0.250%)。
プライム市場の予想PERは13.66倍。
前期基準では14.50倍。
PBRは1.17倍。
日経平均の予想益回りは7.79%。
予想配当り利回りは2.27%。
プライム市場の予想益回りは7.31%。
配当り利回り加重平均は2.49%。
プライム市場の単純平均は14円安の2480円。
プライム市場の売買単価は2494円(前日2354円)。
プライム市場の時価総額は718兆円(前日722兆円)。
ドル建て日経平均は202.00(前日202.24)と4日続落。
5日連続で200ドル超。
水曜のシカゴ225先物円建ては大証日中比330円高の28370円。
高値28420円、安値27810円。
大証先物夜間取引終値は日中比330円安の28370円。
気学では「吹き値は売り。押し目は直に買い直せ」。
金曜は「変化日。安値にあれば買い」。
ボリンジャーのプラス1σが28140円。
プラス2σが28480円。
プラス3σは28837円。
9月13日の戻り高値は28659円。
8月17日高値は29222円。
アノマリー的には「上げの特異日」。

《今日のポイント12月1日》

(1)水曜のNY株式市場で主要3指数は大幅高。
   10年国債利回りは3.610%。
   2年国債利回りは4.328%。
   ドル円は138円台前半。
   SKEW指数は118.47→120.38→118.47。
   恐怖と欲望指数は60→70。

(2)ダウ輸送株指数は279ポイント(1.94%)高の14649ポイントと続伸。
   SOX指数は156ポイント(5.85%)高の2826ポイントと4日ぶりに反発。
   VIX指数は20.58と低下。
   シカゴ225先物円建ては大証日中比330円高の28370円。

(3)プライム市場の売買代金は4兆1516億円(前日は2兆7239億円)。
   MSCI浮動株比率変更に伴うリバランス商いで膨らんだ。
   値上がり488銘柄(前日509銘柄)。
   値下がり1287銘柄(前日1246銘柄)。
   新高値35銘柄(前日26銘柄)。
   新安値は9銘柄(前日3銘柄)。
   プライム市場の騰落レシオは119.69(前日124.41)。
   NTレシオは14.09倍(前日14.06倍)。
   サイコロは5勝7敗で41.66%。

(4)上向きの25日線(27791円)からは△0.64%(前日△1.00%)。
   30日連続で上回った。
   横這いの75日線は27655円。
   13日連続で上回った。
   上向きの200日線(27200円)からは△2.82%(前日△3.05%)。
   19日連続で上回った。
   下向きの5日線は28165円。
   3日連続で下回った。

(5)松井証券信用評価損益率速報で売り方▲12.727%(前日▲12.966%)
   買い方▲6.843%(前日▲6.632%)。
   マザーズ銘柄ネットストック信用評価損益率で売り方▲11.311%(前日▲11.282%)。
   買い方▲21.904% (前日▲21.098%)。

(6)空売り比率は44.5%(前日40.9%。8日連続で40%超)。
   空売り規制なしの比率は7.2%(前日7.7%)。
   11月25日時点のQuick調査の信用評価損率は▲9.59%(前週▲10.57%)。
   2週ぶりに好転。
   11月25日時点の裁定売り残は484億円減の1892億円。
   3週連続で減少。
   同裁定買い残は861億円増の5742億円。
   2週連続で増加。
   当限は売り残が488億円減の1590億円。
   買い残が976億円増の4067億円。
   翌限以降は売り残が4億円増の302億円。
   買い残が114億減の1674億円。
   日経VIは18.93(前日18.71)。

(7)日経平均採用銘柄の予想PERは12.83倍(前日12.86倍)。
   EPSは2179円(前日2179円)。
   11月15日の過去最高水準は2238円。
   225のPBRは1.16倍(前日1.16倍)。
   BPSは24111円(前日24161円)。
   10年国債利回りは0.250%(前日0.250%)。

(8)プライム市場の単純平均は14円安の2480円。
   プライム市場の時価総額は718兆円(前日722兆円)。
   ドル建て日経平均は202.00(前日202.24)と4日続落。
   5日連続で200ドル超。

(9)ボリンジャーのプラス1σが28118円。
   プラス2σが28530円。
   プラス3σが28942円。
   9月13日の戻り高値は28659円。
   8月17日高値は29222円。
   アノマリー的には「リーマンショック以降は株高の日」。

今年の曜日別勝敗(11月30日まで)

月曜22勝20敗
火曜28勝19敗
水曜22勝23敗
木曜23勝21敗
金曜21勝22敗

11月25日時点のQuick調査の信用評価損率は▲9.59%(前週▲10.57%)。
2週ぶりに好転。
11月25日時点の信用売り残は611億円増の8533億円。
2週ぶりに増加。
同信用買い残は566億円減の3兆91億円。
2週ぶり減少。
信用倍率は3.53倍(前週3.87倍)。
3週連続で3倍台。
11月25日時点の裁定売り残は484億円減の1892億円。
3週連続で減少。
同裁定買い残は861億円増の5742億円。
2週連続で増加。
当限は売り残が488億円減の1590億円。
買い残が976億円増の4067億円。
翌限以降は売り残が4億円増の302億円。
買い残が114億減の1674億円。

12月1日から全国の企業や家庭を対象とした冬の節電要請期間開始。
期間は2023年3月末まで4カ月間。
冬季としては2015年度以来7年ぶりの節電要請となる。
ただ特定の数値目標がある訳ではない。
「無理のない範囲でお願いしたい」という言い方だ。
経産省がまとめた冬季の電力需給見通しによると全国すべての地域で安定供給に最低限必要な3%を確保の見通し。
ただ予備率が5%を下回る見通しの場合は「電力需給逼迫(ひっぱく)注意報」。
3%を下回る恐れがある場合は「警報」を発令する予定。
これも原発再開への一里塚なのだろうか。



◇━━━ カタリスト━━━◇

インフロニア(5076)・・・動兆

前田建設工業、前田道路、前田製作所の共同持株会社を。
前田建設の受注残増加。
道路工事堅調。
神奈川県三浦市下水道コンセッションの優先交渉権獲得。

(兜町カタリスト櫻井)