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マザーズ指数は4日ぶり反落、幅広い銘柄に戻り待ちの売り
【市況】東証マザーズ市場(前引け)=マザーズ指数は4日ぶり反落、幅広い銘柄に戻り待ちの売り

 
東証マザーズ指数は反落した。前引けは前日比27.54ポイント安い879.00だった。1月6日につけた昨年来安値(881.95)を下回った。
前日にマザーズ指数は終値で900を回復しており、13日は幅広い銘柄に戻り待ちの売りが出た。メルカリやフリー、ビジョナルといった主力IT株は軒並み軟調。一方、ロードスターやアスタリスクは買われた。
比較的人気の高いマザーズ銘柄は11月後半からの下落局面で信用買い残を積み上げてきており、株価が一段と下押しするようなら影響は大きいだろう。
市場では「このところ大型のバリュー(割安)株への買いが目立ち、中小型株に買いが入りにくい地合いが続いている」との声が聞かれた。
値上がり銘柄数は85、値下がり銘柄数は313となった。
 
個別では、インタースペース、リネットジャパングループ、アドバンスト・メディア、カラダノート、ニューラルポケットなど28銘柄が昨年来安値を更新。キャンバス、JDSC、キャリア、HENNGE、サスメドが売られた。
 
一方、アーキテクツ・スタジオ・ジャパン、アルー、INCLUSIVE、HYUGA PRIMARY CARE、スローガンが一時ストップ高と値を飛ばした。ロードスターキャピタルは昨年来高値を更新。アスタリスク、イーエムネットジャパン、エムビーエス、エフ・コード、AppBankが買われた。