堅調な展開

【オープニングコメント】 堅調な展開

21日の東京株式市場は続伸後、堅調な展開となりそうだ。
日経平均株価の予想レンジは、2万3600円−2万3900円。
NYダウが史上最高値を更新した動きを受け、20日のシカゴ日経平均先物の円建て清算値は、20日の大阪取引所終値比220円高の2万3680円だった。
朝方は、株価指数先物を中心に買い戻しや新規買いなどで、買い先行のスタートとなろう。
三連休前ではあるが、先週は、三連休前の金曜（14日）に大幅高となって節目の2万3000円を突破しており、利益確定売りよりも先高期待からの買いが優勢となりやすいだろう。
売り方の買い戻しも巻き込んで強い基調が続くと考える。さらなる円安やアジア株高などの追い風があれば、2万4000円乗せもあるとみる。
 
為替相場は、ドル・円が１ドル＝112円台の半ば（20日終値112円20−22銭）、ユーロ・円が１ユーロ＝132円台の半ば（同131円24−28銭）と円安に振れている。輸出関連銘柄が堅調に推移し、株価指数の上昇を支えそう。
ただ、秋分の日を含む３連休となることから、取引時間の後半には模様眺めムードが広がる可能性もありそう。
 
 
【好材料銘柄】
 
■リンクアンドモチベーション <2170>
社員クチコミと求人情報サイト「Vorkers」を運営するヴォーカーズと資本業務提携。
 
■Ubicomホールディングス <3937>
生体認証による本人認証・決済サービスを手掛けるLiquidと資本業務提携。
同社のフィリピン開発センターを活用したLiquid向けオフショアIT開発事業や機械学習アルゴリズムの検証分野などで協業する。
 
■ジャパンマテリアル <6055>
今期経常を20％上方修正・最高益予想を上乗せ。
 
■エスクロー・エージェント・ジャパン <6093>
日本郵便、鎌倉新書、日本ＡＴＭと連携し、終活紹介サービスの試行を開始する。
 
■アイ・アールジャパンホールディングス <6035>
東証が27日付で市場1部に指定する。
 
■スリーエフ <7544>
上期経常を赤字縮小に上方修正、通期も増額。
 
■エヌエフ回路設計ブロック <6864>
上期経常を2.1倍上方修正、通期も増額。
 
 
【主な経済指標・スケジュール】
【国内】
 21（金）
8月消費者物価指数（8:30）
7月全産業活動指数（13:30）
《決算発表》
サツドラＨＤ
 
【海外】
予定はありません
 

※株式スケジュールは予定の為、変更される場合があります。