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マザーズ指数は3日ぶり反落、指数寄与度の高い銘柄に売り
【市況】東証マザーズ(大引け)=マザーズ指数は3日ぶり反落、指数寄与度の高い銘柄に売り

東証マザーズ指数は前日比0.59ポイント安の1235.92ポイントと3日ぶり反落した。
マザーズ指数は朝方に一時1244.62まで上昇し、2020年12月3日以来およそ1カ月半ぶりの高値を付けたが、日経平均は3日ぶりに大幅反発。再び主力大型株優位の相場展開となった面もある。メルカリやBASEなど指数寄与度の高い銘柄に売りが出て重荷となった。ラクスやJIGSAW、AIinsも下落した。一方、直近IPO(新規株式公開)銘柄の一角が値を飛ばすなど新興株物色も根強かった。
 
 
市場では、東証1部で半導体関連株をはじめとする大型IT株がにぎわい、「新興市場銘柄の取引は盛り上がらなかった」という。
売買代金は概算で2564.12億円。騰落数は、値上がり227銘柄、値下がり101銘柄、変わらず15銘柄となった。
 
個別ではアララが昨年来安値を更新。カイオム・バイオサイエンス、メルカリ、ロジザード、メディアシーク、JIG−SAWが売られた。
 
一方、トランスジェニック、ココペリがストップ高。プレイド、フェニックスバイオ、バルミューダは一時ストップ高と値を飛ばした。オークファン、ヤプリ、Sansan、レントラックス、Fast Fitness Japanなど9銘柄は昨年来高値を更新。いつも、テラプローブ、ビザスク、オンデック、グッドパッチが買われた。