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値下がり優勢、持ち高調整の売り
【市況】東証グロース(前引け)=値下がり優勢、持ち高調整の売り

 
東証グロース市場は日本時間14日夜に10月の米消費者物価指数(CPI)の発表を控え、国内の新興銘柄には一部投資家から持ち高調整の売りが優勢だった。
グロースCoreは下落。東証グロース市場250指数は続落した。前引けは前日比9.33ポイント(1.38%)安い668.73だった。
 
市場では「米CPIが想定以上にインフレの強さを示す結果となれば、米金利が上昇して新興銘柄は下落するリスクが大きいため、警戒感が高い」との声が聞かれた。
 
東証グロース市場では、カバーやサンウェルズが下落した。一方、デルタフライやポートは上昇した。
値上がり銘柄数129、値下がり銘柄数390と、値下がりが優勢だった。
 
個別では、ディジタルメディアプロフェッショナル、AI insideがストップ高。大泉製作所は年初来高値を更新。NANO MRNA、FFRIセキュリティ、Delta−Fly Pharma、カオナビ、和心が買われた。
 
一方、オープンワークが一時ストップ安と急落した。アミタホールディングス、トランスジェニック、総医研ホールディングス、フルッタフルッタ、アマガサなど35銘柄は年初来安値を更新。アドベンチャー、unerry、タカヨシ、アクシスコンサルティング、ペイロールが売られた。