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日経平均株価、後場寄りは値を消す展開
【市況】東京株式(後場寄り付き)=日経平均株価、後場寄りは値を消す展開
【後場寄り付き概況】

後場寄り付きの日経平均株価は、前営業日比5円38銭高の2万2478円30銭で始まった。
東証株価指数(TOPIX)は、5.33ポイント安の1626.18で始まった。
相場全体の方向感が定まらず、後場の日経平均株価は前日終値付近で一進一退となっている。東証株価指数(TOPIX)は小幅安。
外国為替市場では、1ドル=108円70銭台の推移。アジアの主要株式市場は高安まちまち。
 
個別では、ソフトバンクGがにぎわい、ファーストリテは堅調。村田製、太陽誘電は大幅高。ソニー、コロプラ、スクエニHDが買われている。
 
半面、任天堂の売りが厚く、トヨタ、ホンダが利益確定売りに押され、キーエンス、ファナック、菱UFJ三井住友が下げ、みずほFGは小安く、東京海上もさえない。

日経平均は、寄り付きでは利益確定売りが先行した。為替市場の円安基調継続を背景に指数先物への海外短期筋による買い戻しの動きが強まり、日経平均は寄り付き直後にプラスに転じた。日経平均は前日高値を前に利食い売りの動きもみられたが、値がさ株や電子部品株中心に堅調であった。
米国の7-9月業績の好決算が注目されはじめたなか、国内でも来週から上半期決算がスタートするため、業績底入れ期待のある銘柄などへの関心も高まっていく可能性が意識されている。