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マザーズ指数は反発、底堅い展開
【市況】東証マザーズ市場(前引け)=マザーズ指数は反発、底堅い展開

 
東証マザーズ指数は反発した。前引けは前日比5.57ポイント高い873.99だった。
為替市場も1ドル=107円台前半へと円高が一服していることで投資マインドの改善要因になり下支えとなっている。
市場では「強弱材料が交錯しており、積極的に動けない」との声が聞かれるが、また、米中問題の行方を見極めたいとの思惑から主力の東証1部市場を敬遠した投資資金がマザーズ市場に振り向けられており、全般は底堅い展開になっている
 
値上がり銘柄数は176、値下がり銘柄数は100となった。
 
マザーズ市場に新規上場したHENNGEは公募・売り出し価格(公開価格、1400円)を42.9%上回る2001円で初値を付けた。午前の取引終了時点では1844円と初値を7.8%下回った。
同じく8日にマザーズに上場したAIクロスは公開価格(1090円)を65.1%上回る1800円で初値を付けた。前引け時点では1831円と初値を1.7%上回っている。
 
個別では、アクリートが一時ストップ高と値を飛ばした。手間いらず、くふうカンパニー、マネジメントソリューションズ、ライフネット生命保険、ブシロードは年初来高値を更新。エル・ティー・エス、ジーンテクノサイエンス、リックソフト、イーソル、弁護士ドットコムが買われた。
 
一方、Chatwork、パワーソリューションズ、中村超硬、日本アセットマーケティングが年初来安値を更新。ピーバンドットコム、サイバー・バズ、ポート、フレアス、カイオム・バイオサイエンスが売られた。