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「下落」
「下落」

「雨夜の品定め」

「下落」

週末のNY市場で主要3指数は揃って下落。
5月の雇用統計で非農業部門雇用者数は前月比27万2000人増。
市場予想の18.5万人を大きく上回った。
ただ3月と4月の増加数は合計1万5000人下方修正。
失業率は3.9%から4.0%に上昇。
4%割れの連続記録は27カ月で途切れた。
時間当たり平均賃金は前月比0.4%上昇。
4月は0.2%上昇だった。
前年比では4.1%上昇。
9月の利下げ観測が後退する中、米債利回りは上昇した。
しかし経済の基調的な健全性が注目されS&Pは間もなく切り返し。
取引時間中の最高値を更新する場面もあった。
9月の利下げ確率は56%。
週間でS&Pが1.32%高、ナスダック総合は2.38%高、NYダウは0.29%高。
ゲームストップが39%安。
AMCエンターテイメントが15.1%安。
エヌビディアは続落し、時価総額は前日に続き3兆ドルを下回った。
10年国債利回りは4.433%。
5年国債利回りは4.460%。
2年国債利回りは4.888%。
ドル円は156台後半。
WTI原油先物7月物は0.02ドル(0.03%)安の1バレル=75.53ドル。
週間では1. 90%下落。
SKEW指数は141.40→140.18→139.61。
恐怖と欲望指数は45→45。
(昨年10月5日が20)。

週末のNYダウは87ドル(0.22%)高の38798ドルと4日ぶりに反落。
高値39105ドル、安値38751ドル。
サイコロは5勝7敗。
騰落レシオは121.96%(前日125.98%)。
NASDAQは40ポイント(0.23%)安の17133ポイントと続落。
高値17229ポイント、安値17090ポイント。
サイコロは5勝7敗。
騰落レシオは96.25(前日103.10)。
S&P500は5ポイント(0.11%)安の5346ポイントと続落。
高値5375ポイント、安値5331ポイント。
ザラ場の史上最高値を更新。
サイコロは6勝6敗。
騰落レシオは111.82(前日118.02%)。
ダウ輸送株指数は48ポイント(0.32%)安の15022ポイントと続落。
SOX指数は14ポイント(0.27%)安の5287ポイントと続落。
VIX指数は12.22(前日12.58)。
NYSEの売買高は8.87億株(前日8.71億株)。
3市場の合算売買高は107.5億株(前日104億株、過去20日平均は127億株)。
週末のシカゴ225先物円建ては大証日中比変わらずの38650円。
ドル建ては変わらずの38650円。
ドル円は156.70円。
10年国債利回りは4.433%。
2年国債利回りは4.888%。

週間ベースでNYダウは0.3%高、2週ぶり反発。
ナスダック総合指数は2.4%高、2週ぶり反発。
S&P500指数は1.3%高、2週ぶり反発。
フィラデルフィア半導体指数(SOX)指数は3.2%高、2週ぶり反発。

「売買代金は4兆円割れ」

週末の日経平均は寄り付き106円安。
終値は19円(▲0.05%)安の38683円と反落。
高値38747円。
安値38560円。
日足は3日ぶりに陽線。
日経平均は黒くねじれた一目均衡の雲の中。
雲の下限は38263円。
上限は38910円。
日経平均は週間で195円高、
週足は十字に近いながらも3週連続陰線。
TOPIXは2.20ポイント(▲0.08%)安の2755ポイントと反落。
25日線(2747ポイント)を3日連続で下回った。
3日ぶりに日足陽線。
TOPIXコア30指数は反落。
プライム市場指数は1.15ポイント(▲0.08%)安の1418.11と反落。
東証スタンダード指数は3日ぶりに反発。
東証グロース250指数は9.11ポイント(▲1.49%)安の621.64と続落。
25日移動平均線からの乖離は▲1.42%(前日▲3.02%)。
プライム市場の売買代金は3兆4624億円(前日4兆2684億円)。
8日ぶりに4兆円割れ。
5月27日以来今年2番目の低水準。
売買高は13.46億株(前日16.52億株)。
値上がり954銘柄(前日601銘柄)。
値下がり633銘柄(前日988銘柄)。
新高値48銘柄(前日44銘柄)。
4日連続で2ケタ。
新安値54銘柄(前日63銘柄)。
プライム市場の騰落レシオは96.12(前日91.24)。
東証グロース市場の騰落レシオは90.36(前日87.55)。
NTレシオは14.04倍(前日14.04倍)。
サイコロは5勝7敗で41.86%。
TOPIXは6勝6敗で50.00%。
東証グロース市場指数は5勝7敗で41.86%。
上向きの25日線(38603円)からは△0.21%(前日△0.30%)。
2日連続で上回った。
上向きの75日線は39000円。
9日連続で下回った。
上向きの200日線(35447円)からは△9.13%(前日△9.29%)。
292日連続で上回った。
上向きの5日線は38727円。
2日ぶりに下回った。
13週線は38811円。
26週線は37502円。
松井証券信用評価損益率速報で売り方▲18.875%(前日▲18.455%)。
買い方▲6.886%(前日▲6.988%)。
東証グロース250指数ネットストック信用損益率で売り方▲9.594%(前日▲7.966%)。
買い方▲24.635%(前日▲25.667%)。
空売り比率は40.1%(前日41.7%、4日連続で40%超)。
10月30日が54.3%。
22年10月28日54.7%、21年10月28日54.2%。
23年3月10日52.7%。
空売り規制なしの銘柄の比率は7.6%(前日6.9%)。
8月18日が8.9%、8月3日が12.3%、6月9日が16.1%。
日経VIは17.77(前日17.74)。
日経平均採用銘柄のPERは16.40倍(前日16.43倍)。
17日連続で16倍台。
前期基準では16.60倍。
EPSは2358円(前日2355円)。
直近ボトムは9月28日2056円、直近ピークは3月4日2387円。
225のPBRは1.47倍(前日1.47倍)。
BPSは26315円(前日26328円)。
日経平均の予想益回りは6.10%。
予想配当り利回りは1.82%。
指数ベースではPERは21.63倍(前日21.65倍)。
EPSは1787円(前日1788円)。
PBRは2.01倍(前日2.01倍)。
BPSは19245円(前日19255円)。
10年国債利回りは0.970%(前日0.955%)。
プライム市場の予想PERは16.14倍。
前期基準では16.36倍。
PBRは1.38倍。
プライム市場の予想益回りは6.19%。
配当利回り加重平均は2.23%。
プライム市場の単純平均は8円高の2943円(前日は2934円)。
プライム市場の売買単価は2571円(前日2582円)。
プライム市場の時価総額は958兆円(前日958兆円)。
ドル建て日経平均は249.01(前日248.29)と続伸。
週末のシカゴ225先物円建ては大証前日比変わらずの38650円。
高値38910円、安値38545円。
大証夜間取引終値は日中比20円高の38670円。
気学では月曜は「下寄り買い。上寄り売りの日」。
火曜は「押し目買いの日なれど上寄り高き時は見送り良し」。
水曜は「不時の高下をみせる。逆張り方針で駆け引きせよ」。
木曜は「強象日。買い方針の日」。
金曜は「不時の高下をみせる日。逆張り良し」。
ボリンジャーのプラス1σが38915円。
プラス2σが39227円。
プラス3σが39538円。
マイナス1σが38291円。
マイナス2σが37979円。
週足のプラス1σが39769円。
マイナス1σが37854円。

《今日のポイント6月10日》

(1)週末のNY市場で主要3指数は揃って下落。
   10年国債利回りは4.433%。
   5年国債利回りは4.460%。
   2年国債利回りは4.888%。
   ドル円は156台後半。
   SKEW指数は141.40→140.18→139.61。
   恐怖と欲望指数は45→45。
   (昨年10月5日が20)。

(2)ダウ輸送株指数は48ポイント(0.32%)安の15022ポイントと続落。
   SOX指数は14ポイント(0.27%)安の5287ポイントと続落。
   VIX指数は12.22(前日12.58)。
   NYSEの売買高は8.87億株(前日8.71億株)。
   3市場の合算売買高は107.5億株(前日104億株、過去20日平均は127億株)。
   週末のシカゴ225先物円建ては大証日中比変わらずの38650円。

(3)プライム市場の売買代金は3兆4624億円(前日4兆2684億円)。
   8日ぶりに4兆円割れ。
   5月27日以来今年2番目の低水準。
   売買高は13.46億株(前日16.52億株)。
   値上がり954銘柄(前日601銘柄)。
   値下がり633銘柄(前日988銘柄)。
   新高値48銘柄(前日44銘柄)。
   4日連続で2ケタ。
   新安値54銘柄(前日63銘柄)。
   プライム市場の騰落レシオは96.12(前日91.24)。
   東証グロース市場の騰落レシオは90.36(前日87.55)。
   NTレシオは14.04倍(前日14.04倍)。
   サイコロは5勝7敗で41.86%。

(4)上向きの25日線(38603円)からは△0.21%(前日△0.30%)。
   2日連続で上回った。
   上向きの75日線は39000円。
   9日連続で下回った。
   上向きの200日線(35447円)からは△9.13%(前日△9.29%)。
   292日連続で上回った。
   上向きの5日線は38727円。
   2日ぶりに下回った。
   13週線は38811円。
   26週線は37502円。

(5)松井証券信用評価損益率速報で売り方▲18.875%(前日▲18.455%)。
   買い方▲6.886%(前日▲6.988%)。
   東証グロース250指数ネットストック信用損益率で売り方▲9.594%(前日▲7.966%)。
   買い方▲24.635%(前日▲25.667%)。

(6)空売り比率は40.1%(前日41.7%、4日連続で40%超)。
   空売り規制なしの銘柄の比率は7.6%(前日6.9%)。
   日経VIは17.77(前日17.74)。

(7)日経平均採用銘柄のPERは16.40倍(前日16.43倍)。
   17日連続で16倍台。
   前期基準では16.60倍。
   EPSは2358円(前日2355円)。
   直近ボトムは9月28日2056円、直近ピークは3月4日2387円。
   225のPBRは1.47倍(前日1.47倍)。
   BPSは26315円(前日26328円)。
   日経平均の予想益回りは6.10%。
   予想配当り利回りは1.82%。
   指数ベースではPERは21.63倍(前日21.65倍)。
   EPSは1787円(前日1788円)。
   PBRは2.01倍(前日2.01倍)。
   BPSは19245円(前日19255円)。
   10年国債利回りは0.970%(前日0.955%)。

(8)プライム市場の単純平均は8円高の2943円(前日は2934円)。
   プライム市場の時価総額は958兆円(前日958兆円)。
   ドル建て日経平均は249.01(前日248.29)と続伸。

(9)ボリンジャーのプラス1σが38915円。
   プラス2σが39227円。
   プラス3σが39538円。
   マイナス1σが38291円。
   マイナス2σが37979円。
   週足のプラス1σが39769円。
   マイナス1σが37854円。

今年の曜日別勝敗(6月7日まで)

月曜12勝6敗
火曜11勝11敗
水曜5勝16敗
木曜12勝12敗
金曜14勝7敗


週間ベースで日経平均株価は0.5%高、3週ぶり反発。
東証株価指数(TOPIX)は0.6%安、2週ぶり反落。
東証プライム市場指数は0.6%安、2週ぶり反落。
グロース250指数は0.5%高、2週続伸(累計2.2%上昇)。
東証スタンダード市場指数は0.3%高、4週ぶり反発。
東証グロース指数は0.7%高、2週続伸(同2.1%上昇)。
東証REIT指数は1.0%安、5週続落(同5.8%下落)。

大切なのは推理推論。
ただし相場の大きな流れについての推理であり、個別銘柄ではない。
言ってみれば局地戦ではなく大局観ということになろうか。
この推論も基づいて局地戦が行われるべきだろう。
大義のない個別株論議は換言すれば雨夜の品定めみたいなもの。
もっとも相場観は自由であるべきだし、他人の意見に左右されてはいけない。

45年前の秋、大学4年生のころ。
マスコミ志望だった。
大学の肝いりで作られたマスコミ入社のためのマスコミ研究室にもはいった。
当然学校推薦はもらえるたのだが、とはいえ、学科で通ったのは当時の日本短波放送だけ。
最終面接で問われたのは「君は当社でなにがしたい」。
企業研究もおざなりだったので答えたのは「ラジオドラマを作りたいです」。
短波では株・競馬・宗教などがメインでラジオドラマを作っていなかった。
当然落ちた。
その日本短波放送は今のラジオNIKKEI。
そこで20年近くもキャスターをしていることになんらしかの因縁は感じる。
内定したのは当時の日興証券。
1年早く入社していた先輩からから公式の会社訪問解禁後の10月3日電話があり「まだ、決まってなかったら受けに来てくれ。
ノルマがあるかた頼む」。
丸の内の本社に学生服を着て受けに行ったのは10月5日。
いきなりの役員面接。
ものすごく怖い役員さんたちに問われたのは「君はなぜ当社を受けに来ましたか」。
「先輩に言われて仕方がなく」とも言えなかった。
「株式市場はもっとも世相を表す場所。
人間の本質が表現されている場所だと思います。
人間心理とその行動を観察したいからです」。
と結構いい加減に答えたが市場偉そうな役員氏から「そう、じゃあ8回の医務室で健康診断を受けたください」。
あっけない内定だった。
就職がこんなに簡単に決まっていいものかとも思った。
もっとも、最近になってこの答は結構いいのではないかとも思う。
誘ってくれた先輩氏から翌年3月下旬に電話がかかってきた。
「ほかに行くところはないのか。
今からでも遅くないから動いてみたら」。
いくらなんでも卒業式も終えた後の就職活動に意味はない。
それでもこの先輩は親切に言ってくれたのだろう。
ちなみにこの先輩氏は途中退社が多い中で最後まで頑張って最後は監査役で会社人生を終えた。
入社式での社長訓示で言われたのは「君たちの半分はすぐに辞めるだろう」。
とんでもないところに来たとも思ったが、それでも20年はいたのだから、水はあっていたのだろう。

◇━━━ カタリスト━━━◇

ツガミ(6101)・・・動兆

小型自動旋盤の首位。
スマホや自動車向け強い。
中国売上が過半で現地子会社は香港市場に上場






(兜町カタリスト櫻井)