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マザーズ指数は反落、投資家心理の悪化で軟調展開
【市況】東証マザーズ(大引け)=マザーズ指数は反落、投資家心理の悪化で軟調展開

東証マザーズ指数は反落した。前日比9.68ポイント安の866.28ポイントだった。
 
前日の米国株式市場では、米中摩擦への懸念が強まるなか、米主要3指数が揃って大幅に続落し、投資家心理の悪化を受けたマザーズ市場は朝方から軟調な出足となった
主力株のメルカリ、そーせいグループなどを中心に売りが優勢となった。
マザーズ銘柄に対する押し目買いの動きは限られた。物色としても方向感はなく、朝方に買いが先行しても買いの手が続かない材料株が散見された。

ただ、個人投資家の資金は新規上場銘柄や値動きのある銘柄に集中しており、昨日上場したAICROは、東証上場株式全体の中でも売買代金4位を記録した。
 売買代金は概算で823.94億円。騰落数は、値上がり89銘柄、値下がり195銘柄、変わらず11銘柄となった。
 
個別では、Welby、chatwork、HENNGE、オンコセラピー・サイエンス、中村超硬が年初来安値を更新した。イーソル、ブライトパス・バイオ、アイリックコーポレーション、プロレド・パートナーズ、ディジタルメディアプロフェッショナルが売られた。
 
一方、手間いらず、ピーバンドットコム、AI CROSS、エヌ・ピー・シー、ブシロードが年初来高値を更新した。カオナビ、ジーニー、トランザス、ツクルバ、ユーザーローカルが買われた。