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77円高、米株高受け続伸、利益確定売り圧力も
【市況】東京株式(寄り付き)=77円高、米株高受け続伸、利益確定売り圧力も
【寄り付き概況】

19日の日経平均株価は、前日比77円43銭高の2万2871円62銭と5日続伸してスタート。きのう18日の堅調な地合いを受け、買いが先行したようだ。
東証株価指数(TOPIX)は、3.04ポイント高の1754.25で始まった。
 
NYダウが5日続伸で約1カ月ぶりの高値水準に浮上、大手金融株などが買われ全体市場を牽引しており、東京市場でも引き続きリスクオンの流れにある。
ただ、足もと外国為替市場では1ドル=112円台後半の推移とドル高・円安が一服しており、主力輸出株への追い風はやや減速している。
 
日経平均2万3000円ラインが上値のフシとして意識されるほか、前週から全体指数の上値追いが続いており、目先は利益確定売りが出やすい場面。取引時間中は中国株などの動向を横目に上値は重い可能性がある
 
寄り付き時点で業種別では33業種中、20業種が高く、値上がり上位に鉱業、石油、空運、海運、機械など。一方、値下がりで目立つのは紙パルプ、食料品、電力ガスなど。
 
個別では、ファナックが買われ、東エレクはしっかり。ブリヂストン、出光興産は大幅高。エーザイが上伸し、武田、資生堂、ファーストリテは強含み。野村が反発し、三菱UFJは堅調。
半面、ホンダ、トヨタは弱含み。キーエンス、ソニー。三菱商が売られ、東海カは軟調。ソフトバンクG、KDDI、マネックスG、任天堂、スタートトゥが値を下げている。
 
225先物は、クレディ・アムロ・SBI・UBS・ドイツ・メリルが買い越し。
野村・パリバ・日興・三菱・大和・JPが売り越し。
TOPIX先物はモルスタ・クレディ・みずほ・GSが買い越し。
ソジェン・メリル・パリバ・アムロが売り越し。
 
外資系等は、ウェスト(1407)、西松(1820)、三益半導体(8155)、三井化学(4183)、いちご(2337)、イオンモ(8905)、京セラ(6971)、武蔵精密(7220)に注目。
 
テクニカル的には、西松(1820)、日本粉(2001)、JACR(2124)、リニカル(2183)、いちご(2337)、ハニーズ(2792)、キッコーマン(2801)、∨キューブ(3681)、高圧ガス(4097)、CTS(4345)、フジ(4676)、ニッタ(5186)、住友理工(5191)、ベル24(6183)、フジテック(6406)、SANKYO(6417)、セガサミー(6460)、新明和(7224)、FCC(7296)、大研医器(7775)、メニコン(7780)、リョーサン(8140)、関電(9503)、Jパワー(9513)、カプコン(9697)が動兆。