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反発スタート、自律反発狙い
【市況】東京株式(寄り付き)=反発スタート、自律反発狙い
【寄り付き概況】
 
9日の日経平均株価は反発して始まった。始値は前日比40円55銭高の3万8242円92銭。
 
前日の欧州株市場でドイツと英国の主要株価指数が最高値を更新したことや、米国株市場ではNYダウが6日続伸しフシ目の3万9000ドル大台を回復したことなどを受け、東京株式市場でもこれに追随する動きが期待されるところ。
 
日経平均は前日に600円を超える大幅安となったことで、目先はその反動で買い戻しも想定されるところ。外国為替市場ではドル買い・円売りの動きが改めて強まっていることも追い風となりやすい。
 
ただ、英アームが決算発表を受けて時間外で売られるなど、半導体関連には向かい風が意識され、あすにオプションSQ算出を控えていることで、日経平均は先物を絡め不安定な値動きとなる可能性もあるだろう。
 
4月25〜26日に開いた金融政策決定会合の発言内容をまとめた「主な意見」を受けて外国為替市場で円相場が対ドルで上昇し、日経平均は寄り付き後に下落に転じる場面もあった。
 
東証株価指数(TOPIX)は反発している。
 
個別では、資生堂やオリックス、ヤマハが上昇している。一方、三菱重や三菱自、ヤマトHDは下落している。