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日経ジャスダック平均は4日続落、米株安を受けて
【市況】ジャスダック市場(大引け)=日経ジャスダック平均は4日続落、米株安を受けて
 

日経ジャスダック平均株価は4営業日続落した。終値は前週末比15円41銭(0.40%)安い3808円76銭だった。
ジャスダック平均は連休中の米株安を受けて下落してスタート。その後もじりじりと下げ幅を拡げ、終日マイナス圏での推移となった。米長期金利が引き続き高水準であることに変わりはなく、金融引き締めが前倒しされるとの警戒感が広がり、グロース(成長)株が売られる展開が続いた。また、マザーズ銘柄が押し目買い優勢となりマザーズ指数が一時プラス圏に浮上するとジャスダック平均も下げ幅を縮小した。
ウエストHDクやフルヤ金属、田中化研が売られた。一方、フェローテクやマクドナルドは買われた。
ジャスダック市場の売買代金は概算で545億円、売買高は6005万株。値上がり銘柄数は302、値下がり銘柄数は299となった。
 
個別では、田中建設工業、藤田エンジニアリング、フジタコーポレーション、歯愛メディカル、アエリアなど27銘柄が昨年来安値を更新。アミタホールディングス、精養軒、フルヤ金属、菊水電子工業、ネクスグループが売られた。
 
一方、REXT、太洋物産がストップ高。アール・エス・シーは一時ストップ高と値を飛ばした。ソーバルなど2銘柄は昨年来高値を更新。シーズメン、三和油化工業、アピリッツ、中京医薬品、アクセスグループ・ホールディングスが買われた。