続落、2万2000円割れ。世界株安の流れ受け
【市況】東京株式(寄り付き)=続落、2万2000円割れ。世界株安の流れ受け
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16日寄り付きの日経平均株価は、売り優勢で前営業日比53円09銭安の2万1975円23銭で始まった。東証株価指数(TOPIX)は、5.75ポイント安の1738.26で始まった
前日のNYダウ、ナスダック総合指数がともに続落し、為替相場が円高に振れていることから、売りが先行したようだ
外国為替市場でも1ドル=138円台後半の推移と円高傾向にあり、主力輸出株中心に逆風が意識されている。ただ、日経平均は上昇ピッチが速かったことの反動とはいえ、前日まで6日続落でこの間に900円強の下げをみせたこともあり、値ごろ感から押し目買いの動
も想定されるところ。
日銀のETF買いに対する思惑も投資家心理の支えになる可能性がある。
寄り付き時点で業種別では33業種中、8業種前後が高く、値上がり上位に不動産、水産、空運など。値下がりで目立つのは石油、鉱業、建設など。
個別では、ソフトバンクG、ファーストリテ、NTTは堅調。任天堂、資生堂は高い。三菱UFJ、三井不、ホンダが買われ、キヤノンは強含み。
半面、日本郵政、東京海上は軟調。日ハム、武田、トヨタ、ソニーが売られ、キーエンスは弱含み。神戸鋼、コマツ、JXTG、SUMCO、ブリヂストンはさえない。
外資系等は、双日(2768)、ソニー(6758)、エフテック(7212)、ニコン(7731)、セイコー(8050)、協和キリン(4151)、朝日インテック(7747)、リクルート(6098)、住大セ(5232)、TIS(3626)、光通信(9435)、ダイキン(6367)、UACJ(5741)、キトー(6409)、ツクイ(2398)、コメ兵(2780)、SHIFT(3697)、石原ケミ(4462)、PALTAC(8283)、住友不(8830)、TBS(9401)、コーセー(4922)、日精工(6471)、任天堂(7974)、資生堂(4911)、SMC(6273)に注目。
225先物はクレディ・GS・UBS・メリルが買い越し。
SBI・モルスタ・大和・野村・パリバ・ドイツ・ソジェン・シティが売り越し。
TOPIX先物はパリバ・大和・クレディ・みずほ・ソジェンが買い越し。
JP・GS・メリル・SBI・野村が売り越し。
テクニカル的には、キャリアDC(2410)、オープンH(3288)、昭和電工(4004)、関電化(4047)、ぴあ(4337)、Dガレージ(4819)、マイクロニクス(6871)、東京精密(7729)、セイコー(8050)、学研(9470)が動兆。