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173円高 大幅続伸、NYダウ8カ月ぶり最高値を受け
【市況】東京株式(寄り付き)=173円高 大幅続伸、NYダウ8カ月ぶり最高値を受け
【寄り付き概況】


21日の日経平均株価は、前日比173円70銭高の2万3848円63銭と6日続伸してスタート。
前日のNYダウが250ドル超の上昇をみせ、今年1月下旬以来約8カ月ぶりの過去最高値を更新、これを受けて東京市場でもリスクを取る動きが継続している。外国為替市場では1ドル=112円台半ばまで円安が進行、一時は112円60銭近辺までドルが買われ、約2カ月ぶりの円安水準となったことも主力株中心に支援材料となっている。
ただ、日米の閣僚級貿易協議(FFR)を見極めたいとの思惑は上値を重くする要因となっている。
 
日経平均は前日こそ利益確定の動きに伸び悩んだものの小幅プラス圏を確保し5日続伸、前週木曜日以降で1000円以上の上昇をみせているだけに、買い一巡後は株価調整圧力も意識されそうだ。
 
総務省が取引開始前に発表した8月全国消費者物価指数(CPI)は、生鮮食品を除く総合指数が前年同月比0.9%上昇し、市場予想平均の同1.1%上昇に届かなかった。
 
寄り付き時点で業種別では33業種中、29業種が高く、値上がり上位に不動産、鉄鋼、非鉄、保険、機械など。
 
 
個別では、三菱UFJ、三井住友の大手銀行株や、野村、第一生命が堅調。ソフトバンクGが買われ、JAL、ANA、7&iHD、コマツ、ファナック、トヨタが値を上げ、アサヒインテックはにぎわっている。

半面、東エレク、ソニーが軟調で、ブリヂストンはさえない。出光興産は続落。武田、アステラス薬は小幅安。任天堂は売られている。
 
225先物はみずほ・ソジェン・アムロ・モルスタ・UBS・GSが買い越し。
メリル・三菱・HSBC・SBI・日興が売り越し。
TOPIX先物はバークレイズ・JP・ソジェン・モルスタ・GSが買い越し。
パリバ・みずほ・HSBC・三菱・大和が売り越し。