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日経ジャスダック平均は続伸、DX関連などに物色
【市況】ジャスダック市場(大引け)=日経ジャスダック平均は続伸、DX関連などに物色
 

日経ジャスダック平均株価は続伸した。終値は前日比11円65銭高い3640円48銭だった。寄り付き後は時価総額上位のワークマンやセリアが堅調に推移し相場を下支えしたことで、ジャスダック平均は上げ幅を拡大する場面があった。しかし、ハーモニックが軟調な推移となったことや、後場に入りマクドナルドが値を消したことが重しとなり、ジャスダック平均は上げ幅を縮小して本日の取引を終了した。
政府がデジタルトランスフォーメーション(DX)関連企業に対する税制優遇策や、再生可能エネルギーの普及に向け規制の見直しを検討していると伝わり、関連銘柄に物色の矛先が向かった。
 
ジャスダック市場の売買代金は概算で704億円、売買高は1億3358万株だった。
値上がり銘柄数は276、値下がり銘柄数は313となった。
 
個別では、シーズメン、不二硝子がストップ高。リバーエレテックは一時ストップ高と値を飛ばした。ウエストホールディングス、ウェッジホールディングス、No.1、エフアンドエム、santecなど9銘柄は年初来高値を更新。不二精機、ディーエムソリューションズ、Speee、チエル、グッドライフカンパニーが買われた。
 
一方、アースインフィニティがストップ安。グラフィコ、インヴァスト、川辺、佐渡汽船など5銘柄は年初来安値を更新。テーオーホールディングス、ストリームメディアコーポレーション、東京貴宝、ウッドフレンズ、ナビタスが売られた。