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値下がり優勢、利益確定売り
【市況】東証グロース(前引け)=値下がり優勢、利益確定売り

 
 
東証グロース市場は前日の大幅上昇の反動もあって利益確定売りが出やすかった。日経平均株価の下落を受け、新興株市場でも運用リスクを避ける投資家が多かったようだ。
グロースCoreは軟調。東証グロース市場250指数も反落した。前引けは前日比4.53ポイント(0.72%)安の626.76だった。グロース市場ではノイルやステラファが上昇した。一方、QPS研究所やKudanは下落した。
値上がり銘柄数179、値下がり銘柄数348と、値下がりが優勢だった。
 
きょうグロース市場に上場したアストロHDは10時36分に公開価格(850円)を431円(50.70%)上回る1281円で初値を付けた。一時は制限値幅の上限(ストップ高水準)となる1581円を付けた。前引けは初値比244円(19.04%)高の1525円だった。
 
個別では、ジィ・シィ企画がストップ高。アストロスケールホールディングス、coly、ジェイックは一時ストップ高と値を飛ばした。レジル、フーバーブレイン、プレイド、ASNOVAは年初来高値を更新。ノイルイミューン・バイオテック、ステラファーマ、アジャイルメディア・ネットワーク、クリアル、日本電解が買われた。
 
一方、jig.jpが一時ストップ安と急落した。メディカルネット、インターファクトリー、ジーネクスト、ミンカブ・ジ・インフォノイド、AI insideなど7銘柄は年初来安値を更新。地域新聞社、データセクション、メドレックス、コンヴァノ、トリプルアイズが売られた。