日経ジャスダック平均は反発、好材料が出た銘柄に買い
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【市況】ジャスダック市場(前引け)=日経ジャスダック平均は反発、好材料が出た銘柄に買い
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日経ジャスダック平均株価は反発した。前引けは前日比5円02銭高い3460円71銭となった。ジャスダック市場では明確な好材料が出た銘柄に個人の買いが入った。
ストリームMやストライダーズ、プロルートが上昇した。半面、マクドナルドは29日、米マクドナルドが日本法人の保有株式の一部を売却する方針を明らかにしたと伝わり急落。需給悪化を嫌気した売りが膨らんだ。このほか、2020年4〜6月期の連結決算で最終赤字が拡大したテセックが大きく下げた。
新興株の決算発表はシーズン後半に多いため、それまでは新興株への関心は高まりづらいだろう。
ジャスダック市場の売買代金は概算で403億円、売買高は9523万株。値上がり銘柄数は165、値下がり銘柄数は411となった。
個別では、ワンダーコーポレーションがストップ高。エスケー化研、ストリームメディアコーポレーションは一時ストップ高と値を飛ばした。ナフコ、キムラ、マミーマート、マキヤなど6銘柄は年初来高値を更新。ストライダーズ、プロルート丸光、No.1、グローム・ホールディングス、ソフィアホールディングスが買われた。
一方、メディシノバ・インクがストップ安。オーケー食品工業、リーダー電子、三栄コーポレーション、川辺は年初来安値を更新。小田原機器、テラ、テセック、アイビー化粧品、愛光電気が売られた。