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続伸、円高一服で買戻し優勢
【市況】東京株式(寄り付き)=続伸、円高一服で買戻し優勢
【寄り付き概況】

16日の寄り付きの日経平均株価は前日比72円高の2万1876円と続伸。買い優勢でスタート
 
前日のNYダウが反発もナスダック指数は軟調に引けるなどまちまちの展開。米中の貿易摩擦懸念などが重荷となっているものの、米経済指標の改善が追い風材料となったほか、短期的には調整一巡感からの買い戻しも入っている。東京市場でも強弱感対立のなか、方向感の定まりにくい展開となっているが、寄り付きは買いが先行した。
 
外国為替市場では1ドル=106円台前半の推移と円高が一服していることもあり下値は堅いが、週末でポジション調整の売り圧力が想定され上値も重そうだ。
 
寄り付き時点で業種別では33業種中、24業種前後が高く、値上がり上位に倉庫、ガラス土石、その他金融、その他製品、サービスなど。

個別では、ソフトバンクGが買われ、任天堂は続伸。キーエンス、安川電が値を上げ、JTは反発。コマツが強含み、KDDI、NTT、ヤクルト、日産自、長谷工、ヴィンクスが上昇している。

半面、ファナック、ファーストリテの値がさ株が売られ、ソニー、東エレク、村田製、トヨタ、東海カ、TDK、JR東日本がさえない。
 
225先物はソジェン・IB・野村・みすほが買い越し。
ナティクス・モルスタ・HSBC・メリルが売り越し。
TOPIX先物はドイツ・アムロ・GS・モルスタが買い越し。
バークレイズ・クレディ・JP・メリルが売り越し。
 
テクニカル的には、サンヨー(1420)、グリコ(2206)、山パン(2212)、丸大食(2288)、システナ(2317)、JBR(2453)、コカコーラ(2579)、Fブラ(3454)、クスリアオキ(3549)、AGS(3648)、ダイキアク(4245)、ADEKA(4401)、フルキャスト(4848)、アトラ(6029)、ダイフク(6383)、MSジャパン(6539)、ヤーマン(6630)、ソニー(6758)、東亜DKK(6848)、ヴィア(7918)、サンリオ(8136)、丸井(8252)、JAL(8252)、Wismetac(9260)、東ガス(9531)、PCA(9629)、アルテック(9972)が動兆。