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続伸スタート、前週末の米株高を受け
【市況】東京株式(寄り付き)=続伸スタート、前週末の米株高を受け
【寄り付き概況】

27日午前の東京株式市場の日経平均株価は、前営業日比249円83銭高の2万6741円80銭で始まった。東証株価指数(TOPIX)は、17.49ポイント高の1884.21で始まった。
 
前週末の欧州株市場が全面高だったほか、米国株市場ではNYダウ、ナスダック総合株価指数ともに大幅続伸しており、これを受け東京株式市場でもリスクオンの地合いに傾いている。
 
米株市場ではミシガン大学が24日に発表した6月の消費者態度指数(確報値)で、消費者が予想する1年先と5年先のインフレ率は速報値から低下した。米連邦準備理事会(FRB)の利上げ加速に対する警戒感がやや後退した。
ハイテク株への買いが顕著で、とりわけ半導体銘柄で構成させるフィラデルフィア半導体株指数(SOX指数)の上昇率が際立っており、日経平均への寄与度が大きい東エレクやファナックなど値がさの半導体関連銘柄の一角に買いが入り、指数を押し上げている。
 
個別では、信越化や昭和電工、サイバーが上昇。ダイキンやTDKも高い。一方、KDDIやNTT、日東電は下落している。