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日経ジャスダック平均は3日続伸、投資家心理が改善
【市況】ジャスダック市場(大引け)=日経ジャスダック平均は3日続伸、投資家心理が改善
 

日経ジャスダック平均株価は続伸した。終値は前週末比18円57銭高い3554円38銭だった。寄り付き後に若干上げ幅を拡大した後は、終日、本日の高値圏のもみ合いで推移し、ジャスダック平均は小幅続伸で本日の取引を終了した。
英アストラゼネカが新型コロナウイルスのワクチン開発を再開したことで投資家心理が改善したほか、14日の取引時間中に米国株指数の先物相場が堅調に推移したことで、ハイテク株の調整が一巡したとの期待感も高まった。一方、新政権の経済政策を見極めたいとの思惑もあり、いったんは値動きの軽い直近IPO銘柄に資金を振り向ける動きも出ていた。
ジャスダック市場の売買代金は概算で453億円と、8月18日以来およそ1カ月ぶりの低水準だった。売買高は9804万株。値上がり銘柄数は411、値下がり銘柄数は196となった。
 
個別では、アズ企画設計がストップ高。マサル、ブロードバンドタワー、SYSホールディングス、東映アニメーション、綜研化学など6銘柄は年初来高値を更新。ぱど、nms ホールディングス、KYCOMホールディングス、オーエムツーネットワーク、No.1が買われた。
 
一方、メディアリンクス、MICS化学、大塚家具、ベルグアース、アイ・テックが売られた。