兜町カタリスト『櫻井英明』が日経平均株価や株主優待、投資信託、NISAなど幅広く紹介していきます。企業訪問を中心により密着した情報も配信中です。

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堅調な展開か
【オープニングコメント】
堅調な展開か
 
14日の日経平均株価は反発後、堅調な展開か。
日経平均株価の予想レンジ:2万8800円−2万9100円。
NYダウ平均は13ドル高の34479ドルで取引を終えた。3桁の上昇となった後に3桁の下落となるなど値動きは不安定ではあったが、引けではしっかりプラスを確保した。
前週末の日経平均株価は、上値が重い展開だったが、欧米株式が上昇したことを受け、買い先行のスタートとなりそう。
英コーンウォールで開催されていたG7(先進国7カ国)サミットでは、22年までに新型コロナウイルスの世界的流行を収束させるとしたほか、開発途上国へのインフラ整備支援、50年までに温室効果ガスゼロ目標を達成することなどが首脳宣言に盛り込まれた。同宣言を受け、インフラ整備や温室効果ガス削減に関連した銘柄へ、物色の矛先が向かう場面もありそう。
為替相場は、ドル・円が1ドル=109円台の半ば(前週末11日は109円43−44銭)と小動きの一方、ユーロ・円が1ユーロ=132円台の後半(同133円31−35銭)とやや円高方向にある。
 
シカゴ日経平均先物の円建て清算値は、同11日の大阪取引所清算値比120円高の2万9000円だった。
 
 
 
【好材料銘柄】
 
■ハイパー <3054>
エプソン販売と資本提携。エプソン販売を引受先とする第三者割当増資を実施し、約3.5億円を調達する。
 
■ビューティガレージ <3180>
今期経常は21%増で3期連続最高益、前期配当を1円増額・今期は2円増配へ。また、中期経営計画を上方修正。25年4月期の経常利益目標を従来の17億円→21億円に引き上げた。
 
■クロスプラス <3320>
2-4月期(1Q)経常は黒字浮上で着地。
 
■第一三共 <4568>
がん治療用ウイルスG47Δ製品「デリタクト注」の国内製造販売承認を取得。世界初の悪性神経膠腫に対するがんウイルス療法製剤となる。
 
■イトクロ <6049>
上期経常が60%増益で着地・2-4月期も98%増益。
 
■石井表記 <6336>
2-4月期(1Q)経常は黒字浮上・上期計画を超過。
 
■小森コーポレーション <6349>
上期最終を14倍上方修正、通期も増額。
 
■メイコー <6787>
東証が18日付で東証1部に市場変更する。
 
■三井ハイテック <6966>
今期経常を72%上方修正・24期ぶり最高益更新へ。
 
■Macbee Planet <7095>
今期経常は27%増で6期連続最高益更新へ。
 
■神戸物産 <3038>
今期経常を21%上方修正・最高益予想を上乗せ、配当も5円増額。
 
■カラダノート <4014>
8-4月期(3Q累計)経常は84%増益で着地。また、チェンジ <3962> と業務提携。「かぞくアシスタントOEM」の利活用によるライフステージの変化を支援。
 
■デンカ <4061>
がん治療用ウイルスG47Δ製剤「デリタクト注」の国内製造販売承認を第一三共 <4568> が取得。世界初の悪性神経膠腫に対するがんウイルス療法製剤となる。第一三共からの委託を受けて五泉事業所で生産する。
 
■ジャストプランニング <4287>
2-4月期(1Q)経常は2倍増益で着地。
 
 
 
 
【主な経済指標・スケジュール】
 
(月)
【国内】
《決算発表》
パーク24、セルソース、正栄食、GA TECH、エニグモ、ブシロード、MSOL、coly、サトウ食品、Hamee、ギフト、アルデプロ、ダブルエー、Link−U、ビジョナリー、3Dマトリックス、ツクルバ、Mマート、ジェネパ、フィット、LeTech、バリュゴルフ、ジェイック
 
【海外】
休場:中国、香港(端午節)


※株式スケジュールは予定の為、変更される場合があります。