兜町カタリスト『櫻井英明』が日経平均株価や株主優待、投資信託、NISAなど幅広く紹介していきます。企業訪問を中心により密着した情報も配信中です。

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値下がり優勢、買いが優勢
【市況】東証スタンダード(前引け)=値下がり優勢、買いが優勢

 
東証スタンダード市場は米国では相次ぐ経済指標を受けインフレ懸念が後退、FRBによる金融引き締めピッチが鈍るとの思惑が株価を押し上げており、東京株式市場もこれに追随する動きにある。投資家心理が上向く中、買いが優勢となった。スタンダードTOP20は小幅高。出来高1億3502万株。値上がり銘柄数585、値下がり銘柄数626と、値下がりが優勢だった。
 
個別では、ウルトラファブリックス・ホールディングス、ガーラ、SEMITEC、Jトラストがストップ高。瀧上工業、光・彩は一時ストップ高と値を飛ばした。キャンディル、田中建設工業、テノックス、日東富士製粉、共同ピーアールなど42銘柄は年初来高値を更新。コーアツ工業、ウィザス、協和コンサルタンツ、シノケングループ、石光商事が買われた。
 
 一方、新東、壽屋が一時ストップ安と急落した。アクシーズ、東洋精糖、テラ、アスモ、神東塗料など14銘柄は年初来安値を更新。コメ兵ホールディングス、Speee、東和ハイシステム、鈴与シンワート、サイバーステップが売られた。